月・火曜は学校教育の話です。今回は、前回(R6.4.8)の続きです。
書画カメラでテレビに映し出しているノートに、「てとてとてとて」と書き、子供たちにも写させました。
「何の事だと思いますか」
…と問うと、「手の事じゃないかな」などの意見が出ました。「てがよんほん」と書くと、「やっぱり」と言う声が聞こえてきます。書き写させた後、
「どう言う事ですか」
…と問うと、「手が4本あるって意味です」と答えがありました。ここで直ぐ、
「では、どう読んだらイイですか」
…と問うと、色々な意見が出た後、「てとてとてとて、てがよんほん」と読む事にまとまりました。太字部分は少し強めて読みます。
ここで本当は「次は、どうなると思う?」と予想させたかったのですが、授業時間が少なくなってきていました。そのため予想はさせず、「てとてとてとてと」とノートに書いて書き写させます。そして、
「これは、どう読みますか」
…と問うと、割とサッサと、「てとてと、てとてと」とまとまりました。一連目の経験が活きている様です。
ここで、二連目の四行目を直ぐには書かず、
「前に、様子を表す擬態語と、音を表す擬音語について話しました。さっきの『うとうと』は擬態語です。では、今度の『てとてと』は、どちらでしょうか」
…と問いました。時間が無かったので、サッと意見を言わせて挙手させると、擬音語の方が多かったです。続けて、
「その通り、これは擬音語です。では、何の音だと思いますか」
…と問いました。子供たちからは、「ノックの音」や「楽器の音」などの意見が出ましたが、「分からない」と言う子も沢山います。ここで、ノートに「らっぱふく」と書き、子供たちに書き写させました。子供たちは、「あ~、成る程」みたいな表情をしています。
これで、やっと二連目が終わりました…が、まだ三連目が残っています。
う~ん…申し訳ないですが、長すぎるので続きは来週とさせてください。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。