エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

幻覚か夢か

2025-02-12 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は、父との関わり方の悩ましさです。
 要介護認定を受けたので、それ専属のケア・マネージャーさん(以下「ケアマネさん」と略します)が決まった母と父。毎月1回、ケアマネさんが訪問する事になりました。その際は私も同席して、一緒に話を聞いたり話を伝えたりする様にしています。
 そんな、ある日の訪問日。ケアマネさんが、「何か気になる事はありませんか」と父に尋ねると、父は「何か、幻覚があるみたいで…」と言うではありませんか。「おいおい、そんな話、今、初めて聞いたよ」と思いながら、父の話の続きを聞きました。
 話は、概略、以下の通りでした。

 この前、寝ている時、誰かと会っている気持ちになった。もっとも、それは直ぐ、「これは夢だ」と感じた。
 ところが、この前、朝の5時か6時頃、玄関先で「お早うございます」だか「こんにちは」だかと声が聞こえた様な気がした。もっとも、誰かがいた訳ではない様だし、その後は声が聞こえなかった。だから、そのまま眠ってしまった。

 「そのまま眠ってしまった」と言う事なので、寝ている時に聞こえたようです。正直、「それって幻覚じゃなくて、単なる夢なんじゃないかなぁ…」と思いました。
 ケアマネさんも同じ様に考えた様です。「今の話だと、もしかすると夢かもしれませんね。ただ、気になるなら、次に脳外科の診察を受ける時に、お医者さんへ相談してみると良いと思います」と、丁寧に話をしてくれました。それを聞いて、父も少し安心した様子でした。
 おそらく、父の話は幻覚ではなく、夢を現実と混同したのではないかと思います。かなりリアル感のある夢だったので、「今、聞こえた声は何だろう?」と気になってしまい、ケアマネさんに相談したくなったのではないでしょうか。
 ただ、こんな悩みを父が抱えていたとは気付きませんでした。そこに今回、気付く事が出来たのは良かったと思います。
 ケアマネさんが帰った後、「気になる事があったら、顔を合わせた時に言ってくれてイイんだよ」と伝えました。父は、「分かった。そうする」と言ってくれましたが…何か、遠慮がある様に感じるんだよなぁ。
 この辺り、どう関わるのが正解なのか…悩ましいところです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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