エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

まずは成年後見制度の話

2025-01-22 04:30:09 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回から3回くらいかな…成年後見制度と家族信託制度について話をします。
 令和7年現在、私の母は2人とも存命なのですが、その内の1人は特別養護老人ホームに入っています。その様な状態なので、意思の疎通が難しいため、現在は成年後見制度の御世話になっています。
 しかし、この成年後見制度…なかなか使いにくい面があります。
 例えば、父が亡くなったので、母は土地と建物を相続しました。特別養護老人ホームの資金にするため、その土地と建物を売りたいと思っても、私たち兄弟が勝手に行う事は出来ません…って言うか、それを行うのは成年後見人になっている弁護士さんです。私たち兄弟は、弁護士さんに依頼して手続きをしてもらわなくてはなりません。
 おそらく、成年後見人をしてくださる方(主に弁護士さん)によって異なるとは思いますが、今回、この手続きが大変だった…って言うか、やたら時間がかかったのです。こちらからメールで問い合わせしても、検討中だとか手続き中だとか…下手すると、1週間くらいメールの返事が返ってこなかったり…。
 分かりますよ、忙しいのは。成年後見人に支払う謝礼は、元々の財産規模によって異なりますが、概ね1~4万円くらいです。弁護士さんなら、もっともっと儲かる仕事があるでしょうから、そちらを優先したいって気持ちも分かるんです。
 でも、私たち兄弟としては急いでほしい。だって、誰も住んでいない土地や建物にも税金はかかるのです。そして、その税金を支払うのは、私たち兄弟になる可能性が高い…となれば、急いでほしいと思うのも当然じゃないいですか。
 結局、頼んで頼んで頼み込んで、やっと動いてくれました。
 動き始めたら、さすが弁護士さん! あっと言う間に何とかなりました。この辺りの事は、令和6年10月頃の「自宅で死ぬと『事故物件』」と言う記事に書いたので、省略します。
 ともあれ、私たち兄弟は、この件で色々と学びました。大きかったのは、「成年後見制度は後見人次第で、いろいろ面倒な事が発生する可能性がある」と学んだ事です。
 残っている父と母も、かなりの高齢です。いつ、意思の疎通が出来なくなるか分かりません。その時、成年後見制度を使って良いものか…不安になってきました。
 そこで、家族信託制度について調べる事にしました…が、長くなりました。それについては、また次回とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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