エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

式って凄い・前編

2024-08-12 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、算数で初めて、式の書き方を教える指導です。
 令和6年度の実践を紹介します。
 教育出版の『しょうがく さんすう1』に「ぜんぶでいくつ」と言う単元があります。足し算について初めて教える単元です。最初の小単元は「ふえるといくつ」で、次の様な問題が載っています。

Q 金魚が初めに3匹います。2匹増えると、全部で何匹になるでしょうか。

 問題を音読させた後、ノートを出させて日付と頁を書かせます。そして、教師の見本ノートを書画カメラでテレビに映し出しがら、指示や説明をしていきます。

指示1 ノートの1番左上のマスに「は」と書きます。
    その隣に「じ」、その隣に「め」、その隣に「に」と書きます。

 「はじめに」を書いたと確認したら、次々と指示を出しノートを書かせていきます。
 「はじめに」の下には「3びき」と。「はじめに」と2マス空けて「2ひき」、その下には「ふえると」と。そして、「3びき」の下には「○」を3つ、「ふえると」の下には「○」を2つ書かせます。そして、2つの「○」は長丸で包み、矢印を3つの「○」まで引きます。最後に、3つの「○」の下に「ぜんぶで5ひき」と書けば終わりです。
 ここまでの作業時間は、5分程度でしょうか。
 全部書き終えたら、声に出して読ませていきます。ノート見本の該当箇所を指差しながら、「初めに3匹」と読み、子供たちにも追い読みさせていきます。「2匹増えると」や「全部で5匹」も読ませたら、おもむろに話し始めます。

説明1 こうやって、言葉や図に書けば一目で答えが分かります。
    でも、こうやって書くのは大変です。
    そこで、算数では「式」と言うものを使います。

 続きを書くには、少々長くなりました。残りは、また次回に。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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