木曜はラノベ愛語り。今回は、私の好きな作家さんの作品紹介です。
今回紹介するのは、まきぶろ先生の『無自覚な天才少女は気付かない』です。まきぶろ先生と言えば、私の大好きな『悪役令嬢の中の人』の作者で、『悪役令嬢の中の人』は1・2巻とも以前の記事で紹介しています。
今回の『無自覚な天才少女は気付かない』は全5巻らしいのですが、今のところ1・2巻を読み終えています。そこで、今回の記事は1・2巻までの内容を紹介します。
名門公爵家の末娘リリアーヌは、剣術、魔術、音楽、美術、錬金術、語学…等々、多方面について才能をもち、しかも、その全てにおいて想像できない程の努力を続けて才能を磨いています。その結果、マルチな天才として王国内で知られています…が、彼女の自己肯定感は尋常ではなく低いものでした。何故なら、彼女の家族は各分野の天才(例えば、母は音楽、父は魔術、長兄は剣術…など)で、どんなに彼女が素晴らしい結果を出しても、全く褒めようとしなかったからです。
そして、ある事件をきっかけにリリアーヌは家を出奔し、リアナと言う偽名で冒険者活動を始めます。偶然彼女と知り合った冒険者のフレドは、そんな彼女を支えて独り立ちさせようと協力します…が、自分がマルチな天才だと思ってないリアナは色々とやらかしてしまい、目立ちたくないのに目立ってしまう事に…と言うのが1巻目。
この1巻目、面白く読めるかどうかは、この物語の根幹に関わる「大嘘」を受け入れる事が出来るかどうか…で決まります。
ここで言う「大嘘」と言うのは、物語を成立させるための設定などを指します。
例えば、皆さん御存知『桃太郎』と言う昔話。犬や猿や雉が出てきて、「桃太郎さん、お腰につけた黍団子、一つください、お供します」などと言いますが、これは「大嘘」ですよね。犬や猿や雉は人間の言葉を喋りませんから。
しかし、普通は読み手が、「昔話は何でもアリだから、犬や猿や雉が喋る事もあるだろう」などと考えて、この「大嘘」を受け入れる訳です。だから、何の違和感も問題も感じずに、『桃太郎』と言う物語を楽しめます。
今回紹介するのは、まきぶろ先生の『無自覚な天才少女は気付かない』です。まきぶろ先生と言えば、私の大好きな『悪役令嬢の中の人』の作者で、『悪役令嬢の中の人』は1・2巻とも以前の記事で紹介しています。
今回の『無自覚な天才少女は気付かない』は全5巻らしいのですが、今のところ1・2巻を読み終えています。そこで、今回の記事は1・2巻までの内容を紹介します。
名門公爵家の末娘リリアーヌは、剣術、魔術、音楽、美術、錬金術、語学…等々、多方面について才能をもち、しかも、その全てにおいて想像できない程の努力を続けて才能を磨いています。その結果、マルチな天才として王国内で知られています…が、彼女の自己肯定感は尋常ではなく低いものでした。何故なら、彼女の家族は各分野の天才(例えば、母は音楽、父は魔術、長兄は剣術…など)で、どんなに彼女が素晴らしい結果を出しても、全く褒めようとしなかったからです。
そして、ある事件をきっかけにリリアーヌは家を出奔し、リアナと言う偽名で冒険者活動を始めます。偶然彼女と知り合った冒険者のフレドは、そんな彼女を支えて独り立ちさせようと協力します…が、自分がマルチな天才だと思ってないリアナは色々とやらかしてしまい、目立ちたくないのに目立ってしまう事に…と言うのが1巻目。
この1巻目、面白く読めるかどうかは、この物語の根幹に関わる「大嘘」を受け入れる事が出来るかどうか…で決まります。
ここで言う「大嘘」と言うのは、物語を成立させるための設定などを指します。
例えば、皆さん御存知『桃太郎』と言う昔話。犬や猿や雉が出てきて、「桃太郎さん、お腰につけた黍団子、一つください、お供します」などと言いますが、これは「大嘘」ですよね。犬や猿や雉は人間の言葉を喋りませんから。
しかし、普通は読み手が、「昔話は何でもアリだから、犬や猿や雉が喋る事もあるだろう」などと考えて、この「大嘘」を受け入れる訳です。だから、何の違和感も問題も感じずに、『桃太郎』と言う物語を楽しめます。
う~ん、長くなりました。続きは次回に。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。