金曜は月~木曜のテーマに含まれない記事です。今回も前回(R6.12.6)に続き、私たち夫婦が「聖地巡礼」をした話です。
北鎮記念館へ行く朝…天気は雨。しかも、メッチャ土砂降りです。
本州の晩秋の雨も寒いでしょうが、北海道の初冬の雨は尋常ではない寒さです。それだけでも嫌なのに、風も強くて傘ぐらいだと防ぎきれないのは明白です。どう考えても、体が冷えて…いや、凍えてしまうのは確実。もう、朝からテンションだだ下がりです。
でも、苦難を乗り越えて行くのが「聖地巡礼」。気力を振り絞って出発しました。
道を間違えて歩く時間が長くなり、かなり濡れましたが、何とか北鎮記念館へ到着!
驚いた事に、この北鎮記念館…入館料は無料です。おそらく、自衛隊の広報も兼ねているからでないかと思います。何せ、陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接する国有無番地に建っているので…。
中に入ると、様々な資料が並んでいて、だだ下がっていたテンションが爆上がりです。ざっと見た感じでも、かなりの数の資料が展示されています。
どう見て回るか考えていたら、気になる掲示物を発見!
自衛隊の方が案内してくださると言う、素敵な館内ツアーがあるではありませんか。
もうすぐ開始なので、入口近くのホールで待つ事にし、4~5分後、自衛隊の広報の方が来ました。私たち夫婦も含め、7名ほどの参加者で館内ツアー開始です。
この館内ツアー、参加して本当に良かったです。
まず何と言っても、説明してくださる自衛隊の広報の方の語りが上手! 何度も行っていて慣れているからでしょうが、蕩々と淀みなく語られるので、聞いていて心地良く分かりやすいです。第七師団の歴史は勿論、当時の装備や服装、様々な文書資料、更には旭川の歴史や人々の暮らしまで、45~50分くらいで説明していただきました。じっくり見る事は出来ませんが、北鎮記念館の全容を理解するにはピッタリです。
じっくり見る…で思い出しました。この北鎮記念館、凄い一級資料があるのです。それは「第七師団史」。簡単に言えば、第七師団の業務日誌を綴った冊子なのですが、これ、本来は廃棄されているはずの物です。
敗戦が確実となった頃、大本営から各師団の業務日誌を焼却処分する様に指示があったそうですが、当時の担当事務官(もちろん軍人)が命令に背きました。「これは貴重な資料だから、後世の為に残さねばならない」と。
その事務官は油紙に包んで土に埋め、大切に保管していたのだそうです。そして、旭川に陸上自衛隊が駐屯する事が決まった時、掘り出して寄贈したのだとか。いや~、泣ける話です。
この資料、館内ツアーに参加していたため、じっくり見る事が出来ませんでした。これは是非、北鎮記念館を再訪し、じっくり拝読させていただきたいものです。
本州の晩秋の雨も寒いでしょうが、北海道の初冬の雨は尋常ではない寒さです。それだけでも嫌なのに、風も強くて傘ぐらいだと防ぎきれないのは明白です。どう考えても、体が冷えて…いや、凍えてしまうのは確実。もう、朝からテンションだだ下がりです。
でも、苦難を乗り越えて行くのが「聖地巡礼」。気力を振り絞って出発しました。
道を間違えて歩く時間が長くなり、かなり濡れましたが、何とか北鎮記念館へ到着!
驚いた事に、この北鎮記念館…入館料は無料です。おそらく、自衛隊の広報も兼ねているからでないかと思います。何せ、陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接する国有無番地に建っているので…。
中に入ると、様々な資料が並んでいて、だだ下がっていたテンションが爆上がりです。ざっと見た感じでも、かなりの数の資料が展示されています。
どう見て回るか考えていたら、気になる掲示物を発見!
自衛隊の方が案内してくださると言う、素敵な館内ツアーがあるではありませんか。
もうすぐ開始なので、入口近くのホールで待つ事にし、4~5分後、自衛隊の広報の方が来ました。私たち夫婦も含め、7名ほどの参加者で館内ツアー開始です。
この館内ツアー、参加して本当に良かったです。
まず何と言っても、説明してくださる自衛隊の広報の方の語りが上手! 何度も行っていて慣れているからでしょうが、蕩々と淀みなく語られるので、聞いていて心地良く分かりやすいです。第七師団の歴史は勿論、当時の装備や服装、様々な文書資料、更には旭川の歴史や人々の暮らしまで、45~50分くらいで説明していただきました。じっくり見る事は出来ませんが、北鎮記念館の全容を理解するにはピッタリです。
じっくり見る…で思い出しました。この北鎮記念館、凄い一級資料があるのです。それは「第七師団史」。簡単に言えば、第七師団の業務日誌を綴った冊子なのですが、これ、本来は廃棄されているはずの物です。
敗戦が確実となった頃、大本営から各師団の業務日誌を焼却処分する様に指示があったそうですが、当時の担当事務官(もちろん軍人)が命令に背きました。「これは貴重な資料だから、後世の為に残さねばならない」と。
その事務官は油紙に包んで土に埋め、大切に保管していたのだそうです。そして、旭川に陸上自衛隊が駐屯する事が決まった時、掘り出して寄贈したのだとか。いや~、泣ける話です。
この資料、館内ツアーに参加していたため、じっくり見る事が出来ませんでした。これは是非、北鎮記念館を再訪し、じっくり拝読させていただきたいものです。
ところで、令和6年12月12日に「いいね」などを沢山いただきました。そして、12月6日にもいただいていました。見落としてしまって、本当に申し訳ありません。これからも読んでいただけると有り難いです。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。