南禅寺の三門の上からは遠くまで見渡せるのですが
すぐ近くの「天授庵」や「正因庵」なども整然としたお庭も見下ろすことが出来ます
1階と2階の間に屋根があるので「二重門」といいます
応仁の乱で焼失していますので現在の三門は1628年藤堂高虎の寄進のものです
右の楼上には「宝冠釈迦坐像・月蓋長者・善財童士・十六羅像」が祀られ
「藤堂家歴代位牌・大阪夏の陣戦死者位牌」も納められています
天井には「鳳凰・天人・龍・迦陵頻伽」などが極彩色で狩野探幽によって描かれています (よく見ないと、暗くて)
「南禅寺法堂」 「ほうどう」も読み間違いではないかもしれませんが「はっとう」というのが正式みたいです
明治42年に建て替えられたといので比較的新しい建築
高い場所から遠くを見るだけだと思っていたのに お天気も比較的良かったですし結構楽しめました
さて、あの急な階段(ほとんどハシゴです!)を降りるのかと気持ちがブルーになっていた私
その横で何やら空き巣のように扉をガチャガチャさせている男性が!
頭を丸めていらっしゃっているので 多分お坊さんだと思われます
ひしゃげた「7」のような金属の棒を鍵穴に突っ込んでいます
5分ほどガチャガチャ・グリグリされていました 「開くかな?開くかな?」
この鍵を開けるのは結構難しそうです コツがあるのでしょうか? 内部はどうなると開くのかなあ?
このような鍵を間近で見るもの初めてだったので ついつい待っちゃいました
扉が開いたなら内部もチラ見出来るかと期待したのですが 残念でした~
「留蓋」と呼ばれる瓦 亀が屋根に乗っかっていますが
「玄武」にしては尾が短いし、「贔屓」にしては何かを乗せてないし・・・
玄武は四神の北に相当する「亀+蛇」の架空の動物
贔屓(ひいき)は龍が産んだ神獣で耳のある亀の形で重たいものを乗せるのが好きとあります
もしかして霊亀とか?・・・結局判りませんでした (´・ω・`)
ランチは「ホテルカンラ」です!