3日目も晴天! それも夏日・・・いい加減暑いです。
四条の東側は八坂神社、対する西は松尾大社なんですね~。 知ってました?
京都一の繁華街・四条通のずぅっと西の端っこの場所へ移動するため、京都駅からバス。
嵐電・阪急が左右に別れた後、バスは天神川をわたります。 続いて有栖川も超えて、まだまだ真っ直ぐ。
桂川に掛かる橋を過ぎる頃やっと阪急嵐山線の松尾大社駅が見えてきます。
京都駅からのバスはココまで約50分間、国外の旅行者のリュックに挟まれた満員環境とサヨナラ出来ます!
一の鳥居の脇には大きな瓶子がペアで立っています。 お酒の神様~って感じがぷんぷんします。
ようやく今日の最初の目的地に到着しました。
鳥居の原型・脇勧請と言われ、榊の枝がぶら下がっています。
裏山から採ってきた榊を通年は12束、閏年には13束、年末に下げるのだそうです。
昔は榊の枝の枯れ方によって豊作かどうかを占ったりしていたそうです。 またこの榊の葉は枯れても落ちないと言われています。
脇勧請の鳥居の向こう側には、大正14年に建てられた狛犬さん。
この場所には生活の守護神が祀られていましたが
渡来人の秦氏が住むことによって大山咋神と市杵島姫命をご祭神としてお祀りしたそうです。
お酒の神になったのは16世紀以降。
駕輿丁船(かよちょうぶね)
松尾大社のお祭・通称『おいで』の最中に6つのお神輿を船に乗せる「船渡御(ふなとぎょ)」に使われる船です。
楼門
楼門は随身門とも言われ、邪悪なものを神聖な境内に入れないように弓を持った随身が2体守っています。
楼門に杓子や御札(熨斗の形)がくくりつけられています。
おしゃもじは杓子がご飯をすくうという意味から「救う神」。 熨斗形の御札が何かわかりません。:゜(。ノω\。)゜・。
随神の椅子には豹の毛皮が描かれています。
彼らは近衛の兵士なので強さの象徴でもあるのでしょうか?
境内を流れる二ノ井川は秦氏によって掘って作られました。
大社の神使は亀と鯉。
これは手水の亀の左手前にあり、撫でると健康で長寿になるそうです。
また境内には亀の井という井戸があり、この水をお酒に混ぜると腐らなくなると言われています。
お水自体が清らかで美味しかったからかもしれませんが、そう言われるくらい醸造は難しいのでしょう。
石段を上がると拝殿、その左側には・・・?!