ココからは和館の紹介です
(和館は目黒区の管轄・洋館は東京都の管轄・土地は財務省)
入口の冠木門(かぶきもん)
冠木門とは、門柱に貫(水平の木材)をかけたものを言うみたいです
(歌舞伎者とは違うんですね (;・∀・) )
外国からのお客様をもてなすために和館を建てたそうです
現在は畳の配置が違うみたいですよ~
「縦横」に配されるのではなく、「縦縦」と隣の畳の縁同士が並ぶ形で配されていたそうです
武家の畳の敷き方ですね
この部屋の壁もGHQの奥様のご趣味に合わなかったらしく替えられてしまったそうです(´・ω・`)
襖の取っ手にまで細かい細工がなされています(細かい!)
象嵌細工のように細かな模様が・・・!?
家紋は「剣梅鉢」です
↓細い桟を縦に細かく組んだ筬欄間(おさらんま)と言います(富山県砺波市の細工)
筬とは機織りの付属品の一つです
それを模して欄間のデザインにしています
筬の周りには菊子夫人の名前の「菊」模様も見られます
庭を望んだところ
庭が大変きれいに整備されていて気持ちが良いです
波打っている板ガラスは現在では作られないものです
よくよく見ると細かい気泡なども入っていて、ガラスを通して世界を見ると不思議な感覚です
庭には琴柱灯篭があったりします
敷石も本郷から持ってきたものらしいですが、かなり重いのだそうです(トン単位)
どうやって運んだのか?今となってはそういう技術はわからなくなってしまいました
残念なことです
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今回の散策では私個人ではなかなか足を運ばない場所ばかり連れてきて頂きました
ブログには載せていない案内の先生の話など面白く
時代を超えて考えさせられることなども多かったり、クスッと笑ってしまうエピソードもあり
約7時間の散策があっという間に感じました
またこのような時間を楽しみたいと期待しています