ひがし茶屋地区にある昆布屋さんを見つけた。
今年のおせちの出汁用に良い昆布があれば求めようと思い入店する。
こんぶのれんに惹かれてしまいました。
80年以上昆布でご商売されている昆布海産物處「しら井」さん。
昆布に関する展示スペースがあるこちらの店舗は新しくオープンしたそうです。
珪藻土のかまど
青い箱には稚内昆布・天然・長切・走採品、とあります。
長切とはこんぶを乾燥し、一定の長さに切ったもの
走採とは解禁日から9月10日前後までの間に採取したものだそうです。
Nは中学生の頃、昆布を干す手伝いをしたことがあるそうです。
吹き抜けの土間のような店内では量り売りもしてもらえる。
懐かしい分銅秤。
これに使われるオモリは円柱形でもなく、まゆを元にしたものでもない
平たい円柱にスリットが入っている形状だ。 実家の米屋で使っていたので大変に懐かしい。
デジタルではなく自分の手でしっかりと「計った!」と実感する無骨だが頼もしいヤツだ。
店頭にあった水盤。 金魚多い・・・。
しら井さんで購入したお土産たち。
金沢に遊びに来て、Nの実家のある北海道のこんぶを買うという不思議な連携。
三代前の先祖が富山出身のせいか、とろろ昆布で巻いたおにぎりが好きな私。(そのままでも食べるけど)
またこれで作ったお澄ましが好きなN。
二人で目配せして即購入決定!
磯昆布はふりかけでもお茶漬けでもイケる一品。
おにぎりに混ぜ込んだら後引く美味しさでした。
日本海の昆布文化、侮り難し!