手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

鎌倉駅の南側をちょい歩き

2015年11月11日 | 日記

この日は朝からシトシトと雨つぶが落ちています

朝イチで用事を済ませて鎌倉駅の南側から駅まで戻りつつお散歩

道に立てられている石碑には「十橋之二・逆川橋」とあります

鎌倉十橋とは、特にいわれや伝説の残る橋を言うそうです

川は海とは反対の方角に流れているので「逆川」と呼ばれているのかな?

裏には明治43年・鎌倉保勝会(?)

この会は明治18年に設立されたもので武士の自助活動の流れを汲んでいるそうです

朱塗りの「魚町橋(いおまちばし)」の下に流れる逆川

このあたりは大町と言って鎌倉時代に栄えた場所

それを示す大きな石碑が道端に建てられています

大町四つ角の交差点を左に曲がり

コロッケの懐かしい匂いの漂う北村牛肉店の前を後ろ髪引かれつつ通り過ぎます

黒板の文字が温かい「読む読む」という喫茶店

ううう、開店の12時まであと15分・・・

開店していない時間帯の表示は「眠ム眠ム」

マンガが沢山置いてあってゆっくり出来そうなお店 入店できず残念!

看板の立っている道から路地を覗くけれどお店が見えない

米町とは古い地名

米粉のマフィンもあると面白いんじゃないかな?

  

「mbs 46.7」という自家製天然酵母を使用した手捏ねパン屋さん

看板につられて対面式のカウンターだけのお店にふらふらと寄せられちゃいました

三女のお土産にしようかな?

柔らかめの手のひら大のリュスティック、子どものゲンコツのようなイチジクとクルミの「いちくる」

S子に頼んで私もちょっと味見させてもらおうかな?と思っていたのに

あっという間に娘のお腹に収まってしまいました (TдT) 

パン屋さんと同じ路地にあった雑貨のお店

もうクリスマスなんだよね

一年が早い

ちょっと気になる滑川のすぐ隣りにある画材「文海堂」さん

道と建物の建つ地面と段差があるのでお店の入り口までは鉄板の廊下が渡されています

県道21号線とJRの交わる交差点近くから脇に入ったトコロ

雑貨屋さんやハーブのお店があります

ウィンドウショッピングがてら路地に入ると

LONG TRACK FOODSというケーキなどのデイリーが可愛く並んでいるお店

看板にふと目をやると、鎌倉市農協連即売所の裏口でした

これこれ!前から来たかった鎌倉野菜の即売所

早速入っちゃおう!

  

普段のスーパーでは見かけない鎌倉産の野菜が並べられ

蕪や大根、ナスまでもがカラフルに並べられています

サラダセットや温野菜セットもいいなぁ

1束100円の大きな小松菜は30cm以上ありました

よくピリッと辛めの小松菜もありますが、今回のモノは火を入れると甘く柔らかい青菜

商品を入れてくれるビニール袋のデザインにも「自慢の野菜です!」と言われているよう

レンバイ(即売所)正面

お隣には食品市場も併設

こっちも気になる~ (`・ω・´) 

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鎌倉、お寺や神社・小町通りが今までの観光の中心でしたが

他にも興味深いお店があることが分かったので、散歩がてらにまた来よう! 

**************************(以下は備忘録)

鎌倉でもマンホールの写真を撮影

 

源氏の家紋「笹に竜胆」があしらわれています

竜胆、ではなく県の花の山百合

水道のマンホールで、他にも県木のイチョウ、県鳥ノモメが海とコラボ

ペイントされた色が半分以上剥げちゃってます(剥げてなかったらキレイなんだろうな)

「鎌」の字がマンホールの中心で叫んで?います

この「鎌」が付いたものは下水・汚水・雨水用らしい


鎌倉WATOさんで鍛金体験~♪

2015年11月10日 | 日記

Nの誕生日ー!

今回は何か想い出に残るもの・・・今夏にTVでやっていた体験にしようと思いつきました

それが鎌倉のWATOさん

小雨の降る休日、駅から10分ほど歩き、今まで散策してこなかったエリア

あと少しで横須賀線の線路を越す住宅地の中

ひょこっと顔を出されたスタッフさんの笑顔が暖かく迎えてくれました

 (お皿の元になる金属に貼ってあるシールを剥がします)

Nはここに来るまで自分への誕生日プレゼントだと知らなかったので

スタッフさんたちに「おめでとうごうざいます」と言われ、恥ずかしそうに、ちょっと驚いていました

お茶を入れていただき、体験の注意を受けた後

どんな柄にしようかと考えつつ作業に入ります

 (金属の切り口をツルツルに磨きます)

このお月様のような丸い金属がどのように変化するか楽しみです

加工しやすいように真鍮と銅が3:7

 (金槌の使い方を練習します)

金槌の頭には数種類の柄が彫ってあり、金属を叩くと柄が付きます

練習は富士山みたいなカタチで、これはこれでイイカタチ

 (Nは2枚の小皿に挑戦)

上部が平らな線路をカットしたような土台の上で叩きます

うまく土台の上で叩かないと危ないです

 (叩いているとだんだん金属が曲がってきます)

曲がった金属を時折、手で出来るだけ平らに直しながら満足いくまで表面に傷をつけていきます

曲線になってしまった1mm厚の金属に上手に金槌を当てるのは結構難しく

真剣になればなるほど、叩く右手よりも、抑える左手の方がじんじんして来ます

 (バーナーでなまします)

600度くらいまで金属に熱を加えます

 (中心を温めてからおもむろに周囲を温めます)

バーナーを当ててしばらくするとフワーっと白い膜が張ったようになり

少し経つと赤く変化し、全体が虹色になるようにまんべんなくゆっくり火を当てます

 (持てるくらいになるまで送風で冷まします)

なました後は冷めても驚くほど柔らかいのです

 (臼と木づちで成形します)

臼は桜の木をスタッフさんがご自分で彫られたのだそうです

そのくぼみに合わせて好みのカタチを求め、バンバンと大きな音を立てて叩きます

叩いていくと周囲がシワシワになっていくので、シワが小さい内に叩いて直す!

 (お皿の座りを良くするために底になる部分を軽く叩きます)

座りを調整するためにスタッフさんから「1/10の力で叩いて下さい」と

(不器用な)Nには難しい要求を出されています

 (焼いて酸化したお皿を強酸できれいにします)

強酸なのでこれはスタッフさんが行ってくれます

 (強酸に漬ける時間でも雰囲気が随分違うかな?)

Nの希望で三日月のイメージで酸化膜の部分(茶色)を一部残してもらいました

あぁ、面倒くさいお願い(^.^; 快くやって下さいました~ 感謝・感謝です

 (真水で強酸を洗い流します)

手で酸に漬けた部分をこすると薄い膜がモロモロっと剥がれ、光ってきます

酸化膜が取れた状態で触ると指紋が付いてしまうそうです

 (バーナーで60度まで温め蜜蝋でコーティング)

指紋や汚れを付きにくくするため蜜蝋コーティングをしてもらいます

 (お皿の裏表に蜜蝋を塗ります)

お皿を裏返すため革手袋をはめて隣で待機 (`・ω・´) キリッ!

 (蜜蝋をお皿全体に塗り広げます)

蜜蝋が固まらない内に柔らかい布で拭きます

キレイに手早く!

 (2色に分かれたお皿になりました)

ピカピカに光っている部分と落ち着いた鈍い光を反射させる影

ペカッとした真鍮の一枚板が表情のあるお皿に出来上がりました

 (経年変化も楽しみ♪)

小皿は直径約15cm(今回Nはコチラ)

大皿の直径は約24cm(私はこれを作りました・・・あえてちょっとシワ残しました)

 (WATOさんの紙袋)

薄手の不織布で包み、紙袋に入れて貰い

指導していただいた先生・スタッフさんにお礼を伝え

紙袋が雨があたらないように大事に持ち、鎌倉の駅へ歩き出しました

 (駅前で鎌倉野菜を買ったので夕食に載せました)

茶色い焼き物、緑の和え物、赤いサラダ

全てが似合いそうなお皿

ゴキゲンなNとの一日でした

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WATOさんのワークショップが決まってからマメにご連絡をいただきました

私たちのワガママを聞いて頂き、本当に感謝

体験自体も面白く、金属の特性を教えていただいたり、工程ごとの変化に目を見張る楽しい時間

帰宅してからお礼のご連絡まで!

細やかなお気遣いにNも感心

「折角作ったから勿体無くて使えない」のではモッタイナイ

どんどん使って、色んな人に自慢したいと思っています

WATOさん、ありがとうございました!!!