子供のころ、浜名湖の畔で育ち、湖の汚れを世間が騒いでいることを感じていました。当時の夏休みの課題で、「海の子日記」をつけ、新聞の公害問題の記事をスクラップしていました。
高校のとき、生物部で佐鳴湖の水質検査や生物調査をしていました。底性プランクトンを採取し、ハリケイソウの数を顕微鏡で数えていました。ウチワヤンマの大発生を、生物部の機関誌で報告しました。
大学は生まれた街に行きたかったことと、当時は環境と名前がつく学科が日本でそこにしかなかったため、大阪大学に行きました。環境破壊研究会という自主講座があり、環境問題は社会問題なんだと知らされました。
環境の仕事は、政策が大事だから、シンクタンクがいいと思い、シンクタンクなら東京だろうと、三井系の会社に就職。そこに長くいましたが、環境の仕事は確立されていなく、環境だったら何でもやろうと仕事をしてきました。
持続可能な地域づくりというテーマにであい、持続可能な地域づくりにおいては、環境イノベーションの普及、地域環境経済、人づくり・コミュニティづくり、長期的な視点からのリスク・ガバナンスの3つが必要であると考え、仕事を続けています。
民間で委託調査をしていると、はやりの仕事に振り回されます。自分がやりたいことは別にあると感じていたころ、声をかけられ大学に。200本もの委託調査の経験を踏まえ、実践に役立つ研究という形で社会に貢献したいと思っています。
想いは、「海の子」のままに。
現在の研究・関心テーマ。
1.環境イノベーションの普及と地域環境力の相互作用の評価と地域施策のあり方
2.地域資源を活用する環境コミュニティ・ビジネスのマネジメント
3.地域環境政策への住民参加とコミュニティの形成
4.脆弱性の根本改善、長期的な順応型管理の観点からの持続可能性評価と適応策
5.未来の都市、未来の農山村、未来のライフスタイルの構想・評価
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