白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

こもって粘土の子守中

2020-03-13 01:45:00 | 日記


犬ケンも、外出自粛中。
もともと寒い散歩キライなので、インドア派。世話のいらないイイ犬。←飼主に面倒な時間をかけない。世話のかからない雑種ポメシー。


コロナのおかげのたっぷり時間に、粘土の再生作業すすめてます。まるで、子守。
前回からの経過、
水に浸けて2、3日経って、とろとろになった土を、石膏板の上で水抜きしていく。
上画像、粘土汚くてお食事中ならごめんなさい。
石膏ってすごい水分吸収してくれるんです。コレに、半日も置くとイイ感じで固まってくる!他に何かに利用できないか、皆さんに教えたい。海苔干すとか、干し魚、干し柿とか。速攻乾物化?

そして、菊練り。最近、スカーレットで話題になる菊練り/あの子、上手いよね!練習したんだべか?!ウチら何年やっても菊にならないよねーとか。

再生なので、ゴミや絡んでた布←青いやつ、取り除きながら、中の空気を抜いて粘土を締めていくように菊練り→円筒状にしていく。再生したら、コレ半磁器土でした。ロクロ引こうと思ったけど、時間もたっぷりなんだから、手びねりで大きい猫、兎でも作るか〜


猫、うさぎのお尻。
やはり、ポケモンのなかまっぽい。

そういえば、去年作ってたポケモンみたい猫Aは、もう時間もないし、鉄赤ばーっと塗ったくってB、窯入れ急いで焼いたけど…どうも気に入らず、2回展示しても飼主現れず。グリーン頭に生けたりしたけど。もさもさ。ボーッとした茶猫。

もう黒マットかけて、目も白黒でイケメン黒猫に焼き直しました。
秋の頃、キラキラテーマの展示で、
素敵なマダム/ウチの子に似てる、ズルイ目してるの!
と、やさしい飼主さんに飼われて行きました。

粘土の色から、釉薬の色も想像して予想の焼き上がりにするという、時間をかけないと気に入った作品には近づかない。

たっぷり時間で、次は赤土の腐ったのを再生させます。

これで、5キロくらい。まだ、20キロくらい固まりの土が車庫にあった。

そして、削りの土がスーパー袋に3つたまってる。

掃除してないロクロですみません。
粘土の色変える時にだけ、掃除します。
ロクロでひいたら、裏の底を削り出すので削りかすがたくさん出るの、ためてから再生するのを時間なくて、たぶん2年はやってなくて。これも、2.30キロありそう。
捨てたっていいくらいなんだけど、新しい土どんどん買ってるし。土は安いの。
もう混ぜちゃって、汚いけど面白い色の土になるけど、焼いたらこちらも楽しみ。

コロナのたっぷり時間を、後まわしにしてた事に費やして、時間をかけてていねいに考えて作る。これ、やきもの始めた頃の粘土を大事に使う、ちゃんと習って作るという気持ちだった。
粘土代もかけてるし。←使うほど、作るほど粘土代が毎月1万くらいかけてた。道具も¥5000で揃えたし。


コロナのおかげで、過去粘土の再生、粘土の子守してます。
そろそろ、こもり作陶もあきてきました。



多忙で作陶しないと!的な時期は、1日20時間くらいやきものして、3日くらいは外の空気吸わなくても平気で暮らしてた自分。
ですが、出展の目的、締め切りのない作陶で、しかも外出自粛となると、キツくなってくる。

そろそろ、白うさばらしに出かけたい(^^)
コメント (2)
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