わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

そうだ、イケメン輸入しよう

2013-04-22 | グルメ
 ロサンゼルス東部のモントレーパークは、アジア人人口も多く、昨日一昨日と恒例の桜祭りも開かれた街です。桜祭りは逃したけれど、今日になってヤボ用で、初めて車で30分弱のこの街を訪れることになりました。用事自体は直ぐに終わってしまうので、折角来たんだからと同じ敷地内にあったキューバ風サンドイッチのお店でお昼を食べたら、美味しかった~!とはいえ、わざわざサンドイッチのために行くには遠すぎるし、もう二度と味わうことはないでしょうが、食べ物もまた、一期一会なのですね。でも、旅先で出会った美味しいものは、旅の思い出の一部として良い思い出になるけれど、その気になれば食べにいけてしまうけど、そこまでの価値が微妙な車で半時間先の美味しいものは悩ましい。近所に美味しいキューバ風サンドイッチのお店はないものかのぉ…

 でも、こんなことを書くとお叱りを受けてしまいそうなほど、実は私のご近所は多種多様なレストランが揃っているのです。先週末に行った、お手頃なしゃぶしゃぶに、回転寿司のお店が二軒、カレーハウス、大阪風お好み焼きにラーメン屋さんが数件、夜は居酒屋になる小料理屋さんにうどん屋さん。日系スーパーも近いので、日本の食材やお惣菜も手軽に買うことができます。異国にいて、日本の物がこんなにも簡単に手に入るなんて、なんて贅沢なのでしょう!契約すれば、日本のテレビ番組を一日中流している局もあり、最新の人気番組を貸し出すDVD屋さんも数件。見あげれば真っ青な空に椰子の木がそびえているけど、正直、異国情緒なんて感じられ無いかも。

 私はアジア人の特に多いLA周辺の、特に日本人・日系人が多い地域に住んでいるのですが、移民の多いカリフォルニア沿岸には、同じ国から来た移民が集まって住み、それぞれのミイチュア版祖国を造り上げています。中でも、サン・フランシスコのチャイナタウンが有名ですが、LAにもリトル・エチオピアやリトル・エストニア、リトル・アルバニアなんて、結構な異国情緒漂う一帯があり、リアル・イッツ・ア・スモール・ワールドを展開しています。こんな風に混ざり合ったり、住み分けしてたりしているアメリカで、ボストン襲撃の容疑者がモスリムだったことで、またもやマスコミが大騒ぎしているのには何か違和感を感じます。

 イスラム教徒移民やアメリカ人自身が「犯人はイスラム教徒ではあってほしくないと願っていたのに」とか、『識者』が「イスラム教徒や移民は皆同じだと思ってはいけない」と買って、したり顔だったり。むしろ「犯人はモスリム移民」を煽り立てているような気がします。ところで、ハンサム過ぎて女性が恋に落ちるからサウジアラビアから国外追放になった3人の男性の写真を見ましたが、本当にイケメン+かっこよくて思わず保存したw なるほど、こういう所だから偶像信仰は禁止したんだなぁ、と、妙に納得。モスリム=テロリストのステレオタイプを変えるため、このイケメンをハリウッドに輸入して、アメリカンを恋に落とそう!モスリム=セクシー美女とハンサム・マッチョ。自分がもっと見たいだけだろう!って?はい、そうです。でへへ…



週末は近くのキューバン・レストラン行くかな?