ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【3日目】大台ケ原

2010-05-08 19:09:35 | 西日本の山
2008年8月30日、9月1日

民宿まつもと === 大台ケ原東大台地区 === 大滝ダム
=== 吉野 === 大和八木 ===京都 === 新宿

合宿最終日。お世話になった「民宿まつもと」をあとにして三度大台ケ原へ。
おそらく、こんなにも続けざまに大台ケ原を訪れる団体も珍しかろう。
この日は、利用調整地区には指定されていない、大台ケ原の東大台地区を歩いた。


日出ヶ岳へ

まずは大台ケ原ビジターセンターから日出ヶ岳へ。


正木峠周辺の立ち枯れした木々


ガスの正木峠を歩く

東大台地区といえば、正木峠周辺の立ち枯れした木々が有名だ。
立ち枯れの原因は、増えすぎたシカの食害や酸性雨等諸説あるようだが、
実際に歩いて見ると東大台地区の全域の
木々が立ち枯れしてしまっているわけではなく、
シカや酸性雨を原因とするには個人的に合点がいかなかった。


霧の中に広がる幻想的な東大台の森

途中、東大台を1周するルートと半周だけのルートで二手に分かれる。
早めに帰宅したい人は半周するルートを選択して一足先に合宿を終えることに。
1周組みはその後、大蛇を経由して、1時間ほど
かけて東大台を1周してから大台ケ原をあとにした。


大台ケ原を去る前に

1周組みはその後、ほぼ完成した大滝ダムを
先生に案内してもらいながら見てまわり、
最後に吉野にも足をのばしてみた。


大滝ダム

大滝ダムは巨大だった。
ものすごい深いダムですべてが
堪水すると思うと信じ難かった。

ダムに沈む村は丸ごとダムより
高い山腹に移動したのだそうだ。


山腹に丸ごと移動した村を眺める

吉野もまた素敵な場所だった。
今度、ゆっくり訪れてみたいなと思った。


吉野の金峯山修験本宗総本山 金峯山寺

今回の大台ケ原合宿もとても有意義なものでした。
みなさんお疲れさまでした。


大台ケ原

【2日目】大台ケ原

2010-05-08 13:04:08 | 西日本の山
2008年8月30日

民宿まつもと === 大台ケ原西大台地区 === 民宿まつもと

この日も朝から雨。しかも昨日よりひどい。大雨だ。
民宿横を流れる北山川は濁流と化していた。

利用調整地区に指定された西大台地区に入るには事前手続きが必要。
手数料(西大台地区の場合は1000円)を支払い、
許可証を発行してもらわなければならない。

しかも、指定された日にしか入ることはできず、
私たちは8月30日に立ち入ることで事前に手続きをしていた。
8月30日は私たちが西大台地区に入ることを許された唯一の日だったのである。
これらはすべて法律で規定されていることなのだ。

ただ、この日の雨の激しさは私たちを萎えさせた。
せっかく西大台地区を訪れるので前々から地元の方にガイドをお願いしていたのだが、
ガイドの方もこの雨では中止にしたほうが賢明だろうとのことで、
ガイドさんとの行動は中止に。
ひとまず民宿で待機して様子をみることにした。

9時過ぎ。ビジターセンターに問い合わせてみると
大台ケ原はさほど雨は強くないとのことなので意を決して出発。
確かに、下に比べるとさほど雨は強くなかった。


西大台地区


巡視員さんのお話を聞きながら歩いた西大台

ガイドさんはいないけれど足を踏み入れるだけ踏み入れてみようということになり、
レクチャーを受けてから西大台地区へ念願の第一歩。
運良く利用調整地区内を巡視していた巡視員の方と鉢合わせ、
いろいろと教えてもらいながら結局西大台地区を一周しました。
正直、ガイドさんよりもガイドさんみたいで本当にラッキー。


渡渉するはたゼミ生

西大台地区は鬱蒼とした森の中ということもあり、
雨や風はほとんど気にならない程度だった。

白神山地合宿のときの再来か、何度か渡渉を繰り返し、
足元はビショビショになってしまったけれど…。


新たな命

雨の森もまた美しかった。
特に、朽木などに張り付いたコケは美しく、
なんともいえなかった。


美しい森


利用調整地区に指定された西大台地区の森


天然記念物のカエル

民宿に戻ると、雨がやんだ。
炭も買っていたので一日遅れのバーベキューをした。
花火もした。童心に返って楽しんだ夜だった。


【3日目】に続く

ちょこっと山歩きについて…

このサイトは自然好きの管理人が記す趣味のページです。
キーワードは、登山、スキー、国立公園、旅行、etc...
お時間のあるときにでも読んでいただければ幸いです。

Copyright 2009-2020 ちょこっと山歩き. All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.