







今日はこの山行のメイン。北穂高岳に東稜から登る。通称、ゴジラの背。
一般ルートではないこのルート。
いわゆるバリエーションルートと呼ばれるわけで、
登攀用具一式が必要になってくる。
今回は晴れていたこともありルートの写真もしっかり撮ることがでた。
ここでも多めに写真を使って紹介するので参考にしてもらえればと思う。
(※あくまで参考程度に。鵜呑みにすると危険)



涸沢から1時間ほどは一般ルート。
南稜のクサリ場の手前のガレ場が東稜へ取りつくトラバースの目印。



ヘルメットをつけて東稜の取り付き目指して歩いていく。



上の写真の矢印周辺が一般的に言われている東稜の取り付き点。
そこを目指して登っていく。落石には特に気をつけながら。



何が怖いって落石が怖い。



途中、それなりに大きな雪渓がある。
滑ったら危ないので今回は巻いた。



ゴーロ帯なわけで歩きにくい。
でも、できる限りスピーディーに歩く。
落石にやられないように。















意外に急なのである。









一般道を離れてから1時間もかからないくらいか。
嫁、よく頑張りました。ここで大休止。



横尾本谷。右手前は屏風の頭、中央奥は常念岳。






ガチャ一式を身につけていざ出発。












ここを超えればもう一安心。



だいたい10mくらいだろうか。






とはいえ、最後まで気を抜かずにしっかり登る。
最後の最後は大キレットの一般ルートに合流して頂上へ。



無事にゴジラの背を完登。
アルパイン初級のルートとはいえ喜びはひとしお。



登ってきたゴジラの背を南稜より眺めてみる。
まさにゴジラ!!!
というわけで、南稜を下って涸沢へ。



途中、3000m付近にセミが…。
新種か?!と思いきや「エゾゼミ」とか。
蝦夷といいつつ長野にも多いらしい。



涸沢に下山して昨日に引き続いてビール。
おでんとビールのセットで1400円。
3日間でひとり3800円というビールの消費量。



お昼はビールとおでんにらーめんを食べつつ、
フランスパンも焼いての~んびり~。
夜は麻婆うどん。これもまた美味でした。



