2004年2月17日
信濃川上駅(7:10) === 川端下(7:44-7:50) === 金峰山荘(9:10-9:20) === 砂防提(11:24-12:10) === 金峰小屋(15:57)
落ちたし。落ちた。痛いし。今朝の目覚めは最悪だった。
駅の長いすの上でシュラフにくるまり寝ていたら朝落ちた。
で、起きた。まったく…痛かった…。
6時過ぎ、掃除に来たおじさんに追い出されるように駅舎を出る。
しかたなく外で準備をして7時10分のバスに乗り起点の川端下へ。
廻目平付近を金峰山荘へ向けて歩く
川端下から廻目平まではコンクリートの道をただただ歩いてゆく。
バスだって余裕で通れる道幅だ。しかも雪なんて1cmも積もってない。
なんでバスを通さないんだ!
と、愚痴を吐きながら50分ぐらい硬いコンクリートを歩かされる。
しかし、本当に雪が見当たらないのだ。
山を見渡しても、今は冬だよな?
と疑いたくなるほど雪が見えない。
「なんだよ、なんだよ」と2人でぶつぶつ言いながら歩いていた。
それでも、廻目平までくるとやっと雪が現れる。
積雪は10cmぐらいだろうか。
ここからは轍に沿って金峰山荘まで約30分の平坦な道。
9時10分頃金峰山荘到着。ここにて大休止。
つららを食すKouさん(金峰山荘前にて)
金峰山荘からは轍も消え若干積雪も増えるも、
依然として平坦な道が続き歩きやすい。
道幅も車1台が通れるぐらいある。
右手に現れる小川山の壁を眺めたり、
河原で小休止しながらのんびりと歩く。
はっきり言って、つまらない道である。
道幅が狭まり、雪も一段と増えてくると砂防提は近い。
地図では金峰山荘から1時間20分と書いてあるも、私たちは砂防提まで2時間かかった。
以外に遠い気がしていたが、やはりそれなりに時間もかかっていた。
11時24分到着。ここで大休止&昼食をとる。
ちなみに、この砂防提からの金峰山はとってもどころじゃなく高く、
ぜんぜん高度を稼いでいないことを実感。登る気なくす…。
砂防提を過ぎると本格的な山道に
12時10分再び出発。ここからは本格的な山道。
ルートマークを見逃さないようにゆっくり慎重に登って行く。
30分ぐらい登ったところで傾斜がややきつくなりアイゼンを装着。
ずっしりと結構重いが、格段に歩きやすい。
雪も多いところでは膝上10cmぐらいある。
理由あって私がそのほとんどをラッセルするはめになったのだが、
ゆっくりとしたペースもあってかさほど疲れることもなく高度を稼いでいった。
しかし、あのラッセルの借りはいつか返してもらわなければな…。
ラッセル中の私
この日の気温は終始-5℃くらい。
途中(2300m付近)で天気が崩れ始め吹雪になり、
耳が痛くてもぎとれそうになるもなんとか金峰小屋に到着。
15時57分なり。
冬季小屋には先客がいたけれど一緒に使わせてもらうことにする。
風も強いしでテントなんて張ってられない。
しかも、翌日気づいたのだが、Kou様はペグを忘れてきてくれたらしい…。
あの状況ではテントを張ろうとも張れなかったのである。
冬季小屋に感謝!感謝!感謝!
その夜はニンニクを入れすぎてやけに辛過ぎる野菜炒めなどを食べ、
2人とも胃の調子に不安を抱えたまま就寝。
まったく誰があんな飯作りやがったんだ!って、私でした…。
ちなみに、このルート(尾根コース)自体はところどころトレースが無くなるものの、
ルートマークをしっかりたどっていけば迷う心配もなく難しくはないと思う。
ただし、行程が長いということには十分注意すべし。
朝:おにぎり 昼:フランスパン 夜:牛丼・野菜炒め
【3日目】金峰山から瑞牆山へ ~2004年、冬~
信濃川上駅(7:10) === 川端下(7:44-7:50) === 金峰山荘(9:10-9:20) === 砂防提(11:24-12:10) === 金峰小屋(15:57)
落ちたし。落ちた。痛いし。今朝の目覚めは最悪だった。
駅の長いすの上でシュラフにくるまり寝ていたら朝落ちた。
で、起きた。まったく…痛かった…。
6時過ぎ、掃除に来たおじさんに追い出されるように駅舎を出る。
しかたなく外で準備をして7時10分のバスに乗り起点の川端下へ。
廻目平付近を金峰山荘へ向けて歩く
川端下から廻目平まではコンクリートの道をただただ歩いてゆく。
バスだって余裕で通れる道幅だ。しかも雪なんて1cmも積もってない。
なんでバスを通さないんだ!
と、愚痴を吐きながら50分ぐらい硬いコンクリートを歩かされる。
しかし、本当に雪が見当たらないのだ。
山を見渡しても、今は冬だよな?
と疑いたくなるほど雪が見えない。
「なんだよ、なんだよ」と2人でぶつぶつ言いながら歩いていた。
それでも、廻目平までくるとやっと雪が現れる。
積雪は10cmぐらいだろうか。
ここからは轍に沿って金峰山荘まで約30分の平坦な道。
9時10分頃金峰山荘到着。ここにて大休止。
つららを食すKouさん(金峰山荘前にて)
金峰山荘からは轍も消え若干積雪も増えるも、
依然として平坦な道が続き歩きやすい。
道幅も車1台が通れるぐらいある。
右手に現れる小川山の壁を眺めたり、
河原で小休止しながらのんびりと歩く。
はっきり言って、つまらない道である。
道幅が狭まり、雪も一段と増えてくると砂防提は近い。
地図では金峰山荘から1時間20分と書いてあるも、私たちは砂防提まで2時間かかった。
以外に遠い気がしていたが、やはりそれなりに時間もかかっていた。
11時24分到着。ここで大休止&昼食をとる。
ちなみに、この砂防提からの金峰山はとってもどころじゃなく高く、
ぜんぜん高度を稼いでいないことを実感。登る気なくす…。
砂防提を過ぎると本格的な山道に
12時10分再び出発。ここからは本格的な山道。
ルートマークを見逃さないようにゆっくり慎重に登って行く。
30分ぐらい登ったところで傾斜がややきつくなりアイゼンを装着。
ずっしりと結構重いが、格段に歩きやすい。
雪も多いところでは膝上10cmぐらいある。
理由あって私がそのほとんどをラッセルするはめになったのだが、
ゆっくりとしたペースもあってかさほど疲れることもなく高度を稼いでいった。
しかし、あのラッセルの借りはいつか返してもらわなければな…。
ラッセル中の私
この日の気温は終始-5℃くらい。
途中(2300m付近)で天気が崩れ始め吹雪になり、
耳が痛くてもぎとれそうになるもなんとか金峰小屋に到着。
15時57分なり。
冬季小屋には先客がいたけれど一緒に使わせてもらうことにする。
風も強いしでテントなんて張ってられない。
しかも、翌日気づいたのだが、Kou様はペグを忘れてきてくれたらしい…。
あの状況ではテントを張ろうとも張れなかったのである。
冬季小屋に感謝!感謝!感謝!
その夜はニンニクを入れすぎてやけに辛過ぎる野菜炒めなどを食べ、
2人とも胃の調子に不安を抱えたまま就寝。
まったく誰があんな飯作りやがったんだ!って、私でした…。
ちなみに、このルート(尾根コース)自体はところどころトレースが無くなるものの、
ルートマークをしっかりたどっていけば迷う心配もなく難しくはないと思う。
ただし、行程が長いということには十分注意すべし。
朝:おにぎり 昼:フランスパン 夜:牛丼・野菜炒め
【3日目】金峰山から瑞牆山へ ~2004年、冬~
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