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流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

楚々として

2012年04月16日 | 日記
和尚が出向している
教化センターの駐車場の南側は杉林になっています

したがって
その杉の木の下には
さまざまな草木も生えています

日当りの良い原っぱなどでは
これでもか!と言わんばかりに繁茂する草花たちも 

杉林の下では
勢力拡大にも自ずと限りがあり
そこで咲く花たちには 楚々とした美しさがあります



同じ草花でも

原っぱで咲くと
草が拡がると言って 嫌がられ

杉林で咲いていると
楚々として風情があると 喜ばれ

生えている場所が ちょっと違っただけで 何たる待遇の違い!


人間同士の
好き嫌いとか 評価というのも
きっと その程度のことなんでしょうね 

人を
見る側のときは 気をつけてと 自戒
人に
見られる側なら まぁそんなこともあるさと 鷹揚に・・・
コメント
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