流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

やっと会えた!!

2016年05月29日 | 日記
思えば
去年の11月半ば

FM香川で 放送していた
KIKI-TABI ~2 Thousand Miles~
『歴史と神秘が宿る! 奈良県天川村!』の回を 聞いたのが 
あの 近畿三大酷道の雄 国道309号事件の 始まりだったのです・・・

酷道事件は
昨年11月30日の 御浜町vol,1 の巻に 譲り

今回は
上記ラジオ番組で 紹介されていた 
陀羅尼介(ダラニスケ)の 一件です

昨年の
三重行きの 途中
天川村を 通っている間 
道沿いの 電柱に ズラリと
陀羅尼助の 宣伝が 出ているほど
天川村では メジャーな 民間薬?でした

あッ そうか! 
ここが ラジオで 話していた 
あの 陀羅尼介の里 だったのか!

でも 先を急がねば 時間が・・・と 
和尚としては 天川村探訪を 断念せざるを得ず 

そんな こんなで
あれから 半年が 過ぎた 昨日

ご法事に 参列された 
ご親族に 奈良の方が おられ 陀羅尼介を 話題にしたら

それなら これ あげましょうと



おお!! 
これが あの 陀羅尼介か!!
まさか 高松で お前に 会えるとは!!!

とまあ
いささか 大袈裟なようでは ありますが

気になっていた 
陀羅尼介に 会えて なんとも 愉快なことでした

そして
その場で さらに 聞き捨てならない情報を ゲット!

なんと 
奈良に 陀羅尼介あれば
和歌山に 『わかのうら』ありという
これまた 不可思議な名の 薬が あるとのこと

和尚にとっては
両者ともに 不可思議な 薬ですが
地元では とてもメジャーな 漢方薬で

現在は 主に
胃腸関係の 薬として 
活躍している 薬なのだそうですが

その昔は
目薬にしたり 打身にも塗ったりと 
万能薬として 重宝されて いたのだそうです

さすがは 
世界遺産『熊野古道』を擁する 奈良・和歌山
おそるべし 陀羅尼介 & わかのうら であります
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする