この道の大先輩・服部さん。
服部さんは京都にお住まいで、1996年に
『 洛中・洛外の鍾馗 』という写真集を出しておられます。
2月26日午後、師匠・kiteさんのお膳立てで服部さんにお会いしてきました。
午前中はkiteさんと京阪電車の淀駅9時待ち合わせで千本通を歩いて鍾馗さんを探し、
千本通が久世橋通と交わるところを終着点としました。
久世橋通が近づいたころ、服部さんにお会いするための手土産ができたのです。
3体並んだうちの左側
3体並んだうちの真ん中
3体並んだうちの右側
京都市南区上鳥羽八王神町
2日後に師匠からいただいたメールを紹介します。
3体並んだ鍾馗さんの両端はやっぱり山科の鍾馗さんと兄弟です。
台座がそっくりなのが決め手ですね。
服部さん撮影の鍾馗さんは本にも載ってますが、このページにもあります。
真ん中の鍾馗さんだけはまったく別系統ですけど、台座はよく似ていますね。
もともと真ん中のだけあったところへ両端を追加したときに、
鬼師に頼んで台座だけあつらえたのでしょうか?
※山科の鍾馗さんというのは、
こちら=師匠のブログ「鍾馗を尋ねて三千里」
師匠は、服部さんの写真集の中にいる鍾馗さんを探して、
写真集に書かれている撮影地周辺を歩き回ったものの目的の鍾馗さんは見つけられなかった、といいます。
その後、山科区で
兄弟を見つけ、さらに今回、南区で別の兄弟を発見することができて、
上のメールをいただいたのでした。
昼からお邪魔した服部さん宅では、kiteさんから「新たに兄弟を発見しました」と報告したあと、
鍾馗さん談議で大いに盛り上がったのはいうまでもありません。
途中で、服部さんから『洛中・洛外の鍾馗』をプレゼントされ、天にも昇る心地がしたものです。
気づいたころには夕方になっており、あっという間に時間は過ぎ去っていました。
この場で「八幡系ツアーはいかがですか」とkiteさんから発案があり、車に弱い服部さんも大乗り気。
5月8日から連載した八幡系ツアーが実現したのです。