鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

阿波市阿波町北原

2013-12-31 09:25:23 | 徳島県
“kiteさんの手柄を横取りする暴挙”(笑)に出た淡路島の後は、
これまたkiteさんが徳島県内で見つけた分の追っかけを、23日にしてきました。
詳しくはkiteさんのブログ「鍾馗を尋ねて三千里」をリンクしましたので、ご覧になってください。

2013/12/14~15 阿波国鍾馗巡礼 準備編
2013/12/14~15 阿波国鍾馗巡礼 一日目
2013/12/14~15 阿波国鍾馗巡礼 二日目
阿波国鍾馗巡礼余話 『デジタル漬け』



撮影地:吉野川市鴨島町西麻植広畑


撮影地:吉野川市鴨島町西麻植江川


撮影地:阿波市吉野町柿原ヒロナカ


おうちのお年寄り(女性)にお話をうかがうと、
「ずっと前はこの辺りに7軒の瓦屋さんがありました」と教えてくださいました
撮影地:板野郡板野町犬伏蓮花谷


撮影地:板野郡板野町川端諏訪


撮影地:鳴門市大麻町桧道ノ北


撮影地:鳴門市大麻町板東東山田


撮影地:鳴門市大麻町池谷中内


鍾馗さんではありません。kiteさんは「鍾馗えびす」と名づけています
撮影地:鳴門市大麻町萩原姥ケ懐




さぁ~て、2013年の掉尾を飾るのは、新発見のこの1体になります。

kiteさんが見つけておられる8体の鍾馗さんを西から撮影していこうと決めて、
高松から南進し国道193号線・塩江(しおのえ)街道を通って徳島県脇町に出ました。
ここまではカーナビは不要です。

吉野川を渡って国道192号線を東進したのでは面白みがありません。
ここから先のルートを「一般道距離優先」にしてカーナビに任せると、
11月の里帰り中に石井町へ行くときに通った道を再び通ることになりました。




前回と違って今回はきょろきょろする余裕がありました。
石井町へ行くときは木彫りの鍾馗さんのことばかり考えており、
この鍾馗さんを見落としたのでしょう。

撮影日:いずれも2013年12月23日



    このブログにお越しのみなさまへ

1年間ありがとうございました。
鍾馗さんを探す小さな旅は2014年も続けますので、
kiteさんのブログ「鍾馗を尋ねて三千里」ともども、
これからもよろしくお願いいたします。

2014年がみなさまにとってよい年になりますようお祈りしています。

淡路島で初の記録

2013-12-30 17:34:40 | 兵庫県
kiteさんが自宅に居ながらにして、
淡路島で初記録となる鍾馗さんを見つけるという“離れ業”をやってのけました。

12月18日夜にkiteさんから次のようなメールが届きました。
 ミッシングリンクになった淡路島ですが、
 さっきストリートビューで見つけました。



所用で22日から24日まで田舎へ帰ることになっており、
これに合わせたかのようなドンピシャのタイミングに、心が躍ったのはいうまでもありません。
狭い範囲に3体と、少し離れた地区に1体の計4体を見つけ、教えてくださいました。
周辺を探せばまだまだあるかも……期待は高まりました。

神戸淡路鳴門道を西淡三原(せいだんみはら)インターチェンジで下りて
南あわじ市志知佐礼尾(しちされお)へ向かいました。
と、ところが……あるべき家がなくなっており、畑に姿を変えているではありませんか。
ストリートビューの画像撮影時期は2013年9月となっており、ほんの3カ月前です。


気を取り直して、車で250メートルほど南へ行ったところで、
商店の玄関の上に置かれた1体を見つけました。

既知の鍾馗さんとはいえ、淡路島での記念すべき1体目になります。
撮影地:南あわじ市志知佐礼尾


次に、3.5キロほど離れた湊地区へ向かいます。
市役所西淡(せいだん)庁舎の駐車場には車がほとんど止まっておらず、
職員に断って1時間ほど置かせてもらうことにしました。







kiteさんがストリートビューで見つけた3体を確認したあと、


周辺部を歩いて1体追加しました。
撮影地:いずれも南あわじ市湊


この湊地区で見つけた4体も既知のものでした。
島内の北部は1995年1月の阪神淡路大震災で全半壊した家屋が多くて無理だと思いますが、
南部のどこかに新種はいるのでしょうか?


撮影日:いずれも2013年12月22日

西予市宇和町信里

2013-12-29 18:21:17 | 愛媛県
西予宇和インターの近くに歯長寺(しちょうじ)という寺があります。
この寺の石垣内に「常夜灯」が組み込まれているのをネットで見つけており、
その写真を撮るために訪れたのです。

撮影地:西予市宇和町伊賀上


写真を撮り終えても午前10時を回ったばかりで、
高松へ引き返すにはまだ早すぎる。ならば……。
欲を出して鍾馗さんを探すことにしました。

これまでに宇和町で撮った鍾馗さんたちの健在を確認しながら大洲市の方へ北上しました。
宇和町は棟端にシャチホコを置いている家が多く、鍾馗さんと見間違えることもしばしば。
そんな中、国道56号線を走っていて、シャチホコとは違う「なにか」を見つけました。
少し先に進むと駐車できるスペースがあり車を止めました。

「なにか」を確認しようと歩き始めたところ、
左手の民家の塀に飾り瓦があったので、それらの写真を撮り始めました。
ふと、奥の方にある屋根を見て、「じぇじぇじぇ!」

このお宅に飾り瓦がなければ見逃していた鍾馗さんです。

1体追加できたので満足して、大洲から高速道路に乗りました。
待てよ!……後の祭りです。
そうです、「なにか」を確認するのを忘れてしまっていたのです。


撮影日:2013年12月8日

宇和島市遊子水荷浦

2013-12-28 18:20:55 | 愛媛県
遊子水荷浦は「ゆすみずがうら」と読みます。

二体一対の鍾馗様を発見しました。
神社の向拝の先の瓦に鍾馗様が飾ってあります。


愛媛県在住のmaさんからこのような情報をいただいたのは10月初めのこと。
11月の里帰り中に行くつもりでしたが当日は天気が悪く、12月に延期しました。

そして迎えた12月8日。
高松の家を出たのは午前3時10分で、
現地着は山の向こうから太陽が昇る前でした。

教えていただいた神社は少し高台にあり、
昇ってきたばかりの朝日に照らされて鍾馗さんは赤く輝いていました。
写真を撮るには時間的に少し早いので、
周辺の写真を撮ったり、歩いたりして時間をつぶしました。
午前8時ごろになると鍾馗さん全体に光が回ってきたので撮影開始です。





写真を撮り終えたあと、次の予定地・西予市へ向かいました。
遊子水荷浦から西予宇和インターチェンジまで小1時間かかります。

情報をくださったmaさん、ありがとうございました。
おかげさまで88体に少しずつ近づいています。


    (つづく)


遊子水荷浦には「段畑(だんばた)」という、
山の急斜面にへばりつくように、小さな区画の畑が数え切れないほどあります。
これらの畑ではジャガイモを作っているそうです。
段畑についてはこちらをご覧ください。(こちらにもあります)


道路から見上げると山の急斜面を石垣で補強しているように見えますが、

遠くから望遠レンズで撮ると、段畑になっていることがわかります



木が植わってないところはすべて段畑です


撮影日:2013年12月8日

大津市

2013-12-27 18:30:03 | 滋賀県
滋賀県内の探索は、kiteさんに教えていただいたサウスポー狙いと、
3回にわたる八幡系ツアーで行っただけで、
自分で計画して実行したのは初めてです。

手始めに大津市内から始めました。
スタートは京都市山科区のJR山科駅からで、歩いた歩数は31,999歩でした。
見つけた鍾馗さんは計36体でしたが、既知のものと、その亜種でした。

これからは滋賀県内を月に1、2回歩くつもりです。


 

……………………………上の3体は山科区で、ここから下は大津市内です……………………………………………………

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



撮影日:2013年12月1日