鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

高市郡明日香村稲渕

2013-06-19 17:51:47 | 奈良県
明日香村役場から南寄りのところに稲渕という小さな集落があります。
2009年9月にもここを訪れていますが、kiteさんの収蔵室を確認していて
見落としがあることがわかりました。
今回の再訪は、見落とした鍾馗さんを探し出すことでした。

稲渕集落の入り口に当たる奈良県道15号(桜井明日香吉野線)に車を止めて歩き始めました。
ほどなく、集落内の道路から10歩ほど入ったお宅の小屋根の上で見つけました。



顔を上に向けているので正面からでは表情がわかりにくく、

斜めからも撮ってみました。



ついでに以前撮った鍾馗さんを撮り直してきました。


次は、2日前に吉野町窪垣内で見つけた鍾馗さんの撮り直しです。
県道15号を南下して栢森(かやのもり)集落を横目に、
杉が植林された山の中を走って吉野町へ出ました。
途中で思い出したのがこちらの鍾馗さん。=2011年4月25日撮影
2日前に東吉野村へ行くときも気に留めていましたが、知らぬうちに通り過ぎていたようで、
今回は近くまで行ってからはゆっくりと走りました。


苔むしていた鍾馗さんが、見違えるようにぴかぴかになっていました。
ご主人にお話をうかがったところ、
去年6月に屋根を葺き替え、そのときにきれいにしてもらった
とのことです。
大事にされていて嬉しかったです。

吉野町窪垣内に着いたのは正午をすぎていましたが、
それでもまだ半逆光で、気に入った写真にはなりませんでした。
次に行くときは、午後2時以降に着くようにしなければ。


撮影日:2013年5月24日

懐かしい!

2013-06-16 08:11:22 | 折々に
宇陀市大宇陀の「薬の館」で、懐かしいものに出あいました。


五右衛門風呂です。

底に見えているのは板で、この上に乗ってバランスを取りながら沈めていきます。


私の実家でも使っていました。
いつごろまであったのか定かではありませんが、
私が高校を卒業するまではこの風呂だったように覚えています。


撮影日:2013年5月22日
撮影地:奈良県宇陀市大宇陀上

宇陀市大宇陀

2013-06-15 17:03:03 | 奈良県
東吉野村では既出の鍾馗さんを1体見つけただけで、後が続きません。
次に向かったのは、宇陀市大宇陀。

この宇陀市は、2006年に4町村が合併してできました。
その際に5年間の「地方自治区制」を導入して
大宇陀区、菟田野区、榛原区、室生区と表記していましたが、
2011年4月からは「区」がつかなくなるという、(私にとっては)ややこしい自治体です。

2年ほど前に、この大宇陀にある「薬の館」内に鍾馗さんが飾ってあるのを
どなたかのブログで見つけました。
それ以来ずっと温めており、やっと訪問することができました。



身長100センチを超えています。






薬の館は、昔は旧藤沢薬品関係者の住宅だったようで、看板なども多数展示されていました。
この鍾馗さんは、いまも「藤沢樟脳」と「藤沢和服しょうのう」のパッケージに使われています。=こちら


撮影日:2013年5月22日