鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

橋本市柱本

2014-07-07 17:30:00 | 和歌山県
河内長野市石仏でKさん発見の鍾馗さんを探し出したあと、
紀見トンネルの手前から旧道に入り、紀見峠近くの集落を訪れました。
地名でいうと和歌山県橋本市柱本になります。
広い場所に駐車して集落内を歩きましたが鍾馗さんは見つからず、
もう少し下がって柱本の中心地に向かいました。

ここでも見つからないだろうと高を括っていましたが、
フロントガラス越しに鍾馗さんの姿が目に飛び込んできました。
すぐに車を止めて確認しようとドアから出たとき、
屋根の上に半身のぞかせている2体目を見つけました。
これはおおごとじゃ! 付近を調べなくては。





車が邪魔にならないよう広めのスペースがあるところへ持って行き、
歩いて元の場所へ戻りました。
2体の写真を撮り、近所におられた方と二言三言あいさつを交わして探索開始です。


西側のお宅で1体見つけましたが、後が続きません。
東側に探索範囲を広げて進んでいくと、行き過ぎたお宅のご主人が
後方から「なにか探してるんですか?」と問いかけてこられました。
鍾馗さんを探してますと答えると、「うちにもありますよ」と、意外な返事がありました。
ご主人が古いものを集めているそうで、3体の鍾馗さんを持っておられました。
いずれも既知のもので、1体は外に、あとの2体は庭にありました。

このご主人の口から“爆弾”が飛び出してきました。
「ちょっと向こうにも鍾馗さんがいるよ」というのです。
南側の家に北向きに鬼瓦があるので、それに対抗するため
「睨み返し」として据えたと、おうちの方がおっしゃっているのを聞いた


そのお宅へご主人が案内してくださいました。
あいにく留守でしたが、ご主人に先導されて庭へ入って行くと、
鬼瓦に対峙して、和歌山県九度山町で見つけている鍾馗さんの兄弟がいました。

通りすがりに鍾馗さんを探していたのでは見つけられない場所にいて、
教えてくださったご主人に何度も感謝して別れました。
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撮影日:いずれも2014年3月17日
撮影地:いずれも橋本市柱本


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この日の予想外の成果に気をよくして、後日、南海高野線の紀見峠駅から南へ下っていく計画を立てました。
3月22日に実行しましたが、既知の鍾馗さんを2体見つけただけ、2匹目の泥鰌を期待していたのですが……。
 

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橋本市北馬場

2014-04-22 20:21:08 | 和歌山県
1月20日にonigawaraさんから
会合に向かう途中に道沿いで見かけた鍾馗さん情報です。
とのメールが届きました。
onigawaraさんが見かけられた場所は橋本市北馬場だったので、
わが家から車で1時間もかからないところ。
さっそく翌日の21日に出かけると、新種の鍾馗さんでした。

onigawaraさん、ありがとうございました。
掲載がずいぶん遅くなり申し訳ありませんでした。



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海草郡紀美野町小西

2013-08-14 21:35:39 | 和歌山県
onigawaraさんから7月初めにメールをいただき、半月後の17日に対面してきました。
メールには鍾馗さんを入れた家全体の写真も添付されており、
脚立が必要かも、と思いながら持参しませんでした。

案の定、鍾馗さんが置かれている位置が高く、台のような足場がなければ見上げる形になります。
真正面から撮るには……周りを見回すと、足元に手ごろな「涼み台」のような椅子がありました。=下の写真
少し道路側に動かして足場を確保し、万全の態勢で撮ることができました。



帰りは、紀の川南岸のかつらぎ町三谷や平沼田に寄り道して寺周辺を探ってみましたが、
骨折り損のくたびれもうけに終わりました。

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日高郡みなべ町北道

2013-04-03 19:57:42 | 和歌山県
和歌山県内の鍾馗さん探しはonigawaraさんに頼っています。

3月16日にonigawaraさんから「みなべ町で発見」の報をいただいて、
kiteさんと行ってきました。

行ったのは3月23日ですが、、この日は前々から紀州ツアーの予定を立てていました。
それまでにonigawaraさんが見つけておられる和歌山県北部と大阪府南部の鍾馗さんを
kiteさんに撮影してもらう計画でしたが、
急遽、この計画の一部を修正して、みなべ町を組み込みました。
残した大阪府南部の鍾馗さんは、またの機会を設けたいと思っています。




棟の両端にいて、いずれも中腰になっています。



撮影日:2013年3月23日
コメント (2)
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九度山町再訪

2012-10-22 06:00:00 | 和歌山県
紀美野町で鍾馗さんの刻印を撮影したあと、
経由地は違いますが、9月24日にも行っている九度山町へ向かいました。
このお宅の鍾馗さんは薄暗いところにいるため前回は手ぶれ写真を量産、
今度は三脚にカメラを据えて慎重に撮りました。


この後の予定がなかったので、町内を探索すると、
たったいま再撮影してきた鍾馗さんの兄弟を、
直線距離にして東へ120メートル少々離れたところで見つけました。
前回同様、今回も地図はプリントしておらず、
持っていた白い紙におおよその地図を書き込んでおきました。


まだいるはずや!
ここで“色気”がわいてきたのはいうまでもありません。
右を見て左を見て、後方を確認して、と、車の運転と同じです。(^^ゞ



細い路地に入り込んで、元の通りに引き返す途中、
鬼瓦の横にあ・や・し・い・じ・ん・ぶ・つ・が目に留まりました。
カメラのズームを最大にして1枚写真を撮り、
それを拡大すると、間違いなく鍾馗さんでした。
物干しの柵が邪魔して撮りにくいったらありゃしない。


待てよ! 東側には?

いました、いました。
通りを歩いているときにここは見ていたはずですが、
逆光でまぶしくて見逃していたのでしょう。
こちらもおおまかな地図を書いておきました。
家に帰ってネットの地図に印をつける際に必要だからです。
地図の準備をしておれば、こんなことしなくてもよかったのですがねぇ。

幸運を呼び込んだ再度の九度山行きでした。


撮影日:2012年10月15日
撮影地:伊都郡九度山町九度山
コメント (6)
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