鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

伊賀市上野向島町

2010-12-31 07:18:33 | 三重県

腕に比べると、ぶっとい足。
これも胸に模様が入っている。
昨日紹介した家の、1軒おいて西隣のお宅。
こちらも自転車屋さんのご主人の協力があった。感謝。

=2010年9月1日撮影  (地図


新しい年も、みなさまに鍾馗さんのご加護がありますよう願っております。

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伊賀市上野向島町

2010-12-30 16:29:20 | 三重県

前回紹介したのとは対照的に、どこか愛嬌のある顔立ち。

後方からの車はおらず追突される心配はないので、
青信号の交差点に20キロぐらいの速度で進入。
左方20メートル先で鍾馗さんらしきものを発見!!
交差点を数十メートル行き過ぎていたので引き返し、
鍾馗さんに間違いないのを確認して近くに車を止める。


写真を撮っていると、自転車屋さんのご主人がバイク用のサイドミラーを探し出して、
太陽光を反射させてくれたのである。
嬉しかったなぁ~。

=2010年9月1日撮影  (地図

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伊賀市上野西大手町

2010-12-29 18:08:49 | 三重県

まるでサッカーボールのように鬼の頭を右足で踏んづけているが、
鍾馗さんの顔はそっぽを向いている。
そんなに邪険にしなくても……と思うのだが。

胸に描かれた“爪跡”に気づかれたと思う。
師匠はこの模様のついた鍾馗さんを、伊賀市内で14体、
滋賀県甲賀市で1体の計15体見つけている。=こちら

=2010年9月1日撮影  (地図

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近江八幡市船木町

2010-12-27 18:12:57 | 滋賀県

=2010年9月1日撮影  (地図

前々回紹介した八幡系の鍾馗さんが置かれている隣のお宅。
「いまの鍾馗さんは2代目で、主人が昭和42年か43年に作った」と、奥さんのお話。
しかし……次の3体とも、上と同じ作者がつくったかのように、似ている。

師匠のkiteさんは、この鍾馗さんについて
「五個荘から竜王あたりまで、近江八幡を中心に20体くらい見つけています。」
とおっしゃっている。
奥さんが勘違いしているのかもしれない。


近江八幡市加茂町=2010年9月1日撮影  (地図


この店に、下の2体が置かれている。
蒲生郡竜王町七里=2010年9月1日撮影  (地図







最初の写真の鍾馗さんが置かれているお宅の玄関にはご主人がつくった福助もあり、
奥さんが出して見せてくださったので、写真を撮らせてもらった。
背面には、ご主人の名前と、「S55.10 佐竹瓦 舟木町」が記されていた。

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東近江市南須田町

2010-12-24 17:06:53 | 滋賀県


「八幡系」と認定するには、師匠が定めた5つの条件がある。=こちら

1)棟端鬼瓦と一体で焼成
2)棟巴瓦をまたぐように両足を広げて踏ん張っている。
3)細長い顔に、彫りが深くバタ臭い目鼻立ち。
4)七宝などの装飾文様を衣服に散らす。
5)袖や裾には装飾の細いストライプが入る。


5つのうち2つ以上の特徴を満たしていなければならず、なかなか厳しい。
この鍾馗さんが満たしているのは(5)のみ。
ということで、八幡系には認定されず。
=2010年9月1日撮影  (地図
コメント (2)
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