岸和田市河合町

威風堂々とした風貌。
昼夜を問わずのお勤めご苦労さまです。
「つけいる隙がない」と魔物たちは囁いているかもしれない。
＝２０１０年２月２１日撮影

岸和田市阿間河滝町

天をにらんでいるが、魔物にすきを突かれないようにね！

華美に流されず、これも素朴な鍾馗さん。
下の写真のようなところに置かれている。
＝２０１０年２月１９日撮影

岸和田市河合町

見つけたときは「土偶！」と思ったほどの、素朴さ満点のサウスポー。
これも裸足のようだ。

類似種も含めて９０００体近くの鍾馗さんを見てきた師匠のkiteさんから
次のようなコメントをいただきました。
＞これはすごいですねー。びっくり。
＞稲葉町（※）のと、口元がなんか似ていますが、　　　　※＝昨日の裸足の鍾馗さんのこと
＞ワイルドさではこっちの圧勝、
＞とてもプロの職人の仕事には見えませんね。

＝２０１０年２月２１日撮影

岸和田市稲葉町

車のフロントガラス越しに見つけ慌ててＵターン。

歯をむき出しにしている鍾馗さんは非常に少ない。
それ以上に珍しいのは、裸足。

師匠・kiteさんがコメントをくださいました。
＞裸足の鍾馗さん、記憶ではこれまで２体しか見ていません。＝リンク先は師匠のホームページ
＝２０１０年２月１９日撮影

河内長野市上田町

感情を表に出さず虚無的な風情を漂わせ、
木枯し紋次郎の名台詞『あっしにゃ、関わりござんせん』とでも言っているのだろうか。

見つけたときは古代中国の兵馬俑を思い浮かべた。
＝２０１０年１月３０日再撮影《２０１０年１月１６日発見》


師匠のkiteさんに誘われて１月１６日に、
南海高野線の三日市町駅を起点に三国ケ丘駅まで西高野街道を歩いてきました。
河内長野市シリーズは、２月１３日掲載のサウスポーの鍾馗さんを含め１１体を取り上げました。

明日からは岸和田市の鍾馗さんを紹介します。