鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

岸和田市大沢町

2010-08-05 05:42:45 | 大阪府

京都市伏見区にある浅田製瓦さんの鍾馗さん。
上記の「桃山鍾馗」の中に
初代が人形師に頼んで石膏型を作ってもらい、
石膏型が減るたびに型を作り変えながら製作しております。
と書かれており、初代のころから作り続けていることになる(現在の浅田晶久さんは三代目)。
浅田製瓦さんの沿革を見ると、大正2(1913)年に設立されているので、もうすぐ100年だ。

おうちの方の話では、家は大正10年か12年に建てられたもので、
屋根を葺き替えるときに屋根裏部屋で鍾馗さんを見つけ、外に出したという。

浅田製瓦さんの沿革や、日本で石膏が使われ始めた時期=こちら=と照らし合わせると、
この鍾馗さんは家を建てたときのものであろう。
屋根裏部屋にいた間は風雨にさらされていないので、見た目はまだ新しい。
=2010年7月8日撮影
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岸和田市内畑町 | トップ | 貝塚市蕎原(そぶら) »
最新の画像もっと見る

大阪府」カテゴリの最新記事