これまで何度も愛媛県内の鍾馗さん情報を寄せてくださっている
慌てん坊将軍さんからメールが入ったのは、1月18日夜のこと。
同じブログ仲間の まーきみ。さんが民家の軒下に置かれている鍾馗さんを発見した、というもの。
ちょうど田舎(高松市)へ帰っているときだったが、週の半ばでETC割引は使えない、
冷え込みで道路の凍結が怖い、その週末には大阪へ戻る予定……と条件がそろわず先送りして、
2月の里帰りを待って6日、愛媛県内で10体目となる鍾馗さんに会ってきた。
この鍾馗さんは壁掛け用としてつくられているようで、大きさは9寸(27センチ)ほどだった。
鍾馗さんの背中側全体に平らな部分が一体でつくられており、伊予の壁掛け用鍾馗さんは一味違っている。
「壁にきちんと固定するための工夫でしょうか」(師匠のkiteさん談)。
左足の外側に作者らしき「銘」が入っているのに、パソコンでトリミングしていて気がついた。
旧三崎町と明浜町のはいずれも屋根の上に置かれており、今回のように軒下で見つかったのは初めて。
関西各地で鍾馗さんを探すときは、社寺周辺の家の隅々に目を配る必要があるが、
愛媛県内のは過去の発見例から社寺近辺の屋根の上にいるという思い込みがあって、
これまでの遠征では上方ばかり見てきた。
まーきみ。さんが見つけた鍾馗さんは壁に掛けられており、油断してはだめだということを痛切に感じたのである。
目的を果たした後、この集落と、町のメインストリート(旧道)の一部を歩いてみたが、鍾馗さんは見つけられなかった。
=2011年2月6日撮影
※おことわり まーきみ。さんのブログには発見場所が書かれていないので、ここでは「西予市」としました。
慌てん坊将軍さんからメールが入ったのは、1月18日夜のこと。
同じブログ仲間の まーきみ。さんが民家の軒下に置かれている鍾馗さんを発見した、というもの。
ちょうど田舎(高松市)へ帰っているときだったが、週の半ばでETC割引は使えない、
冷え込みで道路の凍結が怖い、その週末には大阪へ戻る予定……と条件がそろわず先送りして、
2月の里帰りを待って6日、愛媛県内で10体目となる鍾馗さんに会ってきた。
この鍾馗さんは壁掛け用としてつくられているようで、大きさは9寸(27センチ)ほどだった。
鍾馗さんの背中側全体に平らな部分が一体でつくられており、伊予の壁掛け用鍾馗さんは一味違っている。
「壁にきちんと固定するための工夫でしょうか」(師匠のkiteさん談)。
左足の外側に作者らしき「銘」が入っているのに、パソコンでトリミングしていて気がついた。
旧三崎町と明浜町のはいずれも屋根の上に置かれており、今回のように軒下で見つかったのは初めて。
関西各地で鍾馗さんを探すときは、社寺周辺の家の隅々に目を配る必要があるが、
愛媛県内のは過去の発見例から社寺近辺の屋根の上にいるという思い込みがあって、
これまでの遠征では上方ばかり見てきた。
まーきみ。さんが見つけた鍾馗さんは壁に掛けられており、油断してはだめだということを痛切に感じたのである。
目的を果たした後、この集落と、町のメインストリート(旧道)の一部を歩いてみたが、鍾馗さんは見つけられなかった。
=2011年2月6日撮影
※おことわり まーきみ。さんのブログには発見場所が書かれていないので、ここでは「西予市」としました。
真ん中の文字は、つくりが「毎」のようであり「梅」かなと思っていましたが、
「海」でしたか。
お手数をかけました。/(_^_)\
「源海作」と書かれていましたよ。
伊予灘のサービスエリアを過ぎると、山肌の日陰部分に点々と雪が残っており、
現地でも、鍾馗さんの向かいにある田んぼは霜が降りて少しだけ雪が残っていましたよ。
この鍾馗さん、シンプルですが丁寧につくられています。
厳しそうな顔をされていますが、内心は温厚なんじゃないでしょうか。
邪鬼たちが悪さをしないように睨みを利かしているだけ、と想像します。
私の師匠はkiteさんですが、kiteさんの師匠である京都にお住まいの服部さんは
「髭が大きくてちょっと変わった鍾馗さんですね、僕は初めて見ました。」
とおっしゃっています。
この立派な髭がステキですよね。
将軍さんもまねて髭を生やされてはいかがですか。
>かつてはへんろ道でもありました。
このお宅の前に、道しるべが建っていましたね。
威厳のある鍾馗様ですよね。
銘は「源伍~」と書いてあるように見えます。
鍾馗様のある民家は国道の旧道沿いにあって、
かつてはへんろ道でもありました。
現在は道路が嵩上げされているようなので、昔
はもう少し高い位置に見えていたと思います。