=2010年6月4日撮影
蛇穴
難読地名で、読み方は、「さらぎ」。
交差点にあるローマ字書きの標識が役に立った。(^^ゞ
鍾馗さんを探して蛇穴地区に行ったとき、
同地区内にある野口神社の説明板に地名のことが書いてあるのも見つけた。
(以下は、写真ではわかりにくいので、蛇穴の部分だけ原文通り書き写しました)
蛇穴(サラギ)は、葛城を北流する葛城川堤沿に位置する。
サラギのサラは、「新」・ギは、「来」を表わす語であろう。
又、蛇がトグロを巻き、円くなって穴をつくる状態をサラキといった。
古代には、土をヒモ状にし、これを輪に重ねて作る土器をホトキ、サラキとも言う。
他に、旧秋津村に、室・三室の地名が有る。
室は、「蔵」であり三っの室が有ったことに成る。
この二室が「サラギ」に有った。
この室には、尊い仏典・仏像類を保存したと伝えられ
仏の文字を「サラギ」と読むこと等々から「蛇穴(サラギ)」の地名の興りである。
(わかったようなわからないような……)
苔生(む)しているが、それほど古い鍾馗さんではなさそう。
=2010年6月4日撮影
奈良県磯城(しき)郡田原本町のそっくりさん。
=2009年9月5日撮影
口を一文字に結んで怒った風を装っているが、実は穏やかな性格ではなかろうか。
剣は仕方なく持っているという感じで、それほど迫力は感じられない。
=2010年6月4日撮影