鍾馗を探そう

鍾馗(しょうき)さんをご存じですか?
魔除けとして、古い民家の屋根などに置かれています。

葛城市染野(7/4)

2011-07-04 14:21:04 | 奈良県
西南院の鍾馗さんを撮影したあと、歩いて2キロほど北にある石光寺の周辺を探ってみました。
ここで2体も新顔を見つけ、仲間が増えました。


鍾馗さんかどうか自信がなかったので師匠のkiteさんにお尋ねしました。
「私なら迷わず鍾馗認定です(^^)」


ご主人がいたのでお話をうかがうと、
「以前は岸和田に住んでおり、10年ほど前に鍾馗さんとともに引っ越してきました」とおっしゃっていました。
師匠から「ペットと同様連れてきてもらって運を持った鍾馗さんですね。」とのお言葉をいただいています。

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既出の鍾馗さん

 

葛城市當麻(7/3)

2011-07-03 17:36:29 | 奈良県
(昨日の続きです)

ずいぶん前の記事だったので正確な場所は覚えておられないだろうと予想していましたが、
そのとき写した前後の写真を調べてくださり、次のような嬉しいリコメントをいただきました。

>当麻寺駅から當麻寺の参道ではありません。
あっちゃ~~!

>あの時の写真を調べてみたのですが、
>前後の関係から、たぶん當麻寺の塔頭 西南院の庭園近くの
>建物の壁にあったと思われますが、自信はありません。

さっそく昨日(7月2日)、當麻寺の中にある西南院(さいないん)へ向かいました。


ここをくぐって左へ折れます。




すぐに目に入ってきました。


この門をくぐると入山料が必要になります。
受付の女性に声をかけてこの辺りから写真を撮らせてもらいました。(^^;








今回は、はりねずみ君さんに大変お手数をかけました。
1年以上も前に遡って鍾馗さんが写っている前後の写真を調べてくださり、
西南院というピンポイントの情報をいただいたおかげで探し出すことができました。
ほんとうにありがとうございました。



寺の鬼瓦は、その霊力で邪鬼を跳ね返す力を持っています。
はじき返された邪鬼は近くの民家に入り込もうとしますが、
民家では“歓迎できない客”なので、来てもらっては迷惑千万な話です。
そこで、鍾馗さんを屋根の上や玄関などに置いて魔除けとし、
邪鬼が家の中に入らないように追い払ってもらうのです。
こんな風習が各地に広まりました。
ですから、「寺が鍾馗さんを揚げる」のは、異例中の異例だと思います。

葛城市當麻(7/2)

2011-07-02 23:04:35 | 奈良県
奈良県葛城市にある當麻寺(たいまでら)の参道を歩いてきました。
わが家から1時間ほどで行けるのですが、これまで放置していたのです。

6月29日夜、ネットを徘徊していて、
ブログ「はりねずみ君の独り言」に掲載されている鍾馗さんが目に留まりました(上から2枚目の写真)。

最初に写真を見たときの印象は、京都に数多くいる鍾馗さんの親類かな?でしたが、
画像をクリックして大きくしたところ、素朴で風格のある、初めて見る鍾馗さんでした。

翌30日昼過ぎから出かけ、近鉄当麻寺駅~當麻寺間を時間をかけて歩きました。
脇道の奥に古い家があればそちらへも行きました。
ぜんぶで12体見つけたものの肝心の鍾馗さんにはお目にかかれず、出直すことにしました。

出直すにしてももう少し情報がほしいと思い、
はりねずみ君さんのブログにコメントを入れました。

(つづく)





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既出の鍾馗さんたち