*****ご注意 一部ネタバレを含む可能性があります *****
相続鑑定士の三津木六兵の右肩に人面瘡が寄生しているという設定
この人面瘡、六兵の子供の頃できた傷だが人の顔に見えるだけでなく、六兵に語りかけ、相談にものってくれる。
孤独で人付き合いの上手くない六兵は人面瘡を”ジンさん”と頼ってこれまでの人生過ごしてきた。
信州の山林王の本城家の当主 蔵之助の相続鑑定のため本城家を訪れるが、相続争いと殺人事件に巻き込まれてしまう。
登場人物が少ない中、その登場人物が次々と殺害されていく
殺人事件の真相解明に六兵と”ジンさん”が口を出すという展開
人面瘡とは奇抜なアイデアと思いつつ、結局のところ六兵のもうひとつの人格が出ているのではと思われ、今ひとつストーリーに入り込めなかった。
殺人事件事態もアリバイをどう崩すかというほどの難しいものではなかった
殺人事件事態もアリバイをどう崩すかというほどの難しいものではなかった
古い慣習が残る地方の悲劇を題材にしたエンタメ小説という感じ