組織名が被害者支援課から総合支援課へ変わってのシリーズ3作目
主人公は自らも加害者家族の柿谷晶
柿谷晶/総合支援課シリーズ1,2作も読んでいるけど、レビュー書き損ねていました。
仕事はできるが人の忠告に素直に耳を傾けられない晶の性格にストレスを感じながら読み進める
被害者支援課立ち上げ時代の被害者家族の訃報が入る
担当した斉木は既に退職していた
最近まで交流があったと言う被害者遺族と、全く交流していないと言い張る斉木に違和感を覚える晶だが支援課として対応できることはない
一方YouTuberが関与する交通事故で支援活動をしていた晶は事件現場近くの防犯カメラに斉木の姿を見つける
若干、事件の結びつきに無理やりを感じるけど、肝心なのはそこではない
支援課に捜査権が与えられる日が来るのか
晶が成長して周辺に安堵を与えてくれる日はくるのか
支援対象者に入れ込みすぎ、猪突猛進ぶりな晶を危なかったしいと思いつつ、面白い存在と周辺が思っているところが警察の懐の深さであってほしいと思う