先週ピアニスト反田恭平さんのリサイタルに行ってきました。
場所はサントリーホール
場所はサントリーホール
反田さんはワルシャワでの留学を終え、今年はショパンコンクールにエントリーしていて、その活躍が多いに期待されるところ。
今回のリサイタルはオールショパンプログラムということで、留学の成果とコンクールへの準備の様子が見られると楽しみにしていました。
反田さんのリサイタルは昨年12月秋田での務川さんとのデュオリサイタル以来
新型コロナ対策で前後左右一席づつ間を開けた市松模様の配席
マスク着用、ブラボー等の声出し禁止、今回は休憩途中15分あり、時差退席。
クロークは閉鎖、ホワイエでの販売は水とお茶のペットボトルのみ
CD販売は公演前・休憩中に行われていた。
チケットを呈示確認後、半券を自分で切取りはなしする方式。
ここ数回の記憶はこの方式だと思う。
CD販売は公演前・休憩中に行われていた。
チケットを呈示確認後、半券を自分で切取りはなしする方式。
ここ数回の記憶はこの方式だと思う。
ノクターン第17番 ロ長調OP62-1
ワルツ第4番 ヘ長調Op34-3
マズルカ風ロンド ヘ長調OP.5
バラード第2番 ヘ長調 Op.38
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
(休憩15分)
3つのマズルカ Op.56
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調「葬送」Op.35
(アンコール)
ラルゴ
英雄ポロネーズ
私は反田さんのピアノの音色が心地よい
今回も最初のノクターンから温かみのある音に包まれてとろける様な気分になった
とろけるといっても甘美で自分を忘れるとはちょっと違う。
風の1/fのゆらぎに近いのかも、、、凄く居心地の良さを感じる
ショパンの曲は比較的聞き込んでいるけど、反田さんにしか出せない音があるのだなぁと思った。
ペダル操作が独特なのかなとも思ったりしている。
流れる様な音の繋がりが水の玉が数珠つながりかのように次から次へと送り出されるイメージがある。
曲調によって大小が変わったり色が付いたり・・・
最後の葬送での弱音が素敵だった
これがCDではなくライブならではなのかなとも思った
「客席数を減らしているため、昼夜の2公演となったが、ピアニストにはなかなかハードだ」とコメントがありましたが、終盤の立ち姿にお疲れ?と思った感想は間違っていなかった。
私は夜の部でピアノはスタンウェイでしたが、昼はファツィオリだったそう。
そちらも聞いてみたかった(後の祭り)