某金融機関の店舗外ATMコーナーで、滅多にない経験をした。
入金処理で紙幣を数えている途中に、動作音がパタっと止まってしまった。
暫く待ったが、動作音が再開しないので、備え付けの電話をとった。
結果、「入金した紙幣が処理途中に詰まってしまった」らしい。
残念なのは、入金処理が完了していない、こと。
すぐに対応する業者(ALSOK)を派遣して、現金を返金する、と案内された。
小声で良いので、口座名と入金額を教えて欲しいというので、周囲を気にしながら伝える、間違えずに聞き取ってくれたので、電話の感度がいいんだ、と変に感心してしまう。
キャッシュカードはすぐに挿入口から返却された。
さて、ここからが大変。
ALSOKはどんなに急いでも1時間かかるという。
ATM近くで待機するには長すぎる。
幸い自宅近くのATMだったので、自宅で連絡を待つことができたが、出先でのトラブルだったら、次の予定があったら・・・と思うとゾッとした。
現金の受け取り時にALSOKに渡す引換券がATMから出力され、1時間後に無事現金を受け取った。
この時ATMの前は並んでいたが、コーナーの隅で壁の方向を向いての現金の受け渡しだった。外に適当な場所もないし。
周りの人は何事?と思ったことだろう。
ATMの入金はやり直し。
特に何が悪かった、との説明もなかったので、恐る恐るの入金になってしまった。
滅多にないトラブルとは思うが、お金のことだけに巻き込まれたら有無を言わずに対応せずにいられない。
余裕を持った行動をしようと思うと同時に、ネットバンキングへのシフトを進めなくてはとも思った。