国立新美術館で開催中の「マティス自由なフォルム」に行ってきました。
本展は仏ニースのマティス美術館の協力のもと、マティスの切り紙絵を中心としたもので、マティスらしい色彩豊かな絵画中心の展覧会とは趣が違いました。
人生の半分をマティスが過ごしたニースにあるマティス美術館はマティスの切り紙絵コレクションで有名です。
「花と果実」は壁一面を覆う大作です。
これまでニースのマティス美術館外には2度(1961年パリ、1987年ヴェネツィア)しか貸し出されていないそうです。
マティスは晩年腸閉塞の大手術を受け、そのリハビリで切り紙絵の制作を始めました。
切り紙絵のセクションから写真撮影が可能でした。
最後の展示はヴァンスのロザリオ礼拝堂の再現
ステンドグラスを通じて差し込む1日の光の変化も再現しています。
礼拝堂内の雰囲気が変わっていく様子はテレビで見たことがありますが、数分間で疑似体験することができます。
礼拝堂内は静謐ながら優しい光でした。
展示会の序盤には絵画や彫刻も展示されています。
マティスが制作したバレエ衣装もあって、多才ぶりが伺われる展示でした。
この日は平日と雨で人出が少ない日でしたので、ゆったり鑑賞できました。
ここでも多国籍
ラストで一気に持ってかれました!
以下もやばかったっす!
マティスMatisse カットアウトTheCut-Outs展 バーチャルツアー その(1)at MoMa NY (リンク)
その(1)〜 その(10)まであります
ご参考まで