*****ご注意!!!一部ネタバレを含む可能性があります*****
小説投稿サイト 「小説家になろう」発の作家 村崎 羯諦(むらさきぎゃてい)のデビュー短編集
「5分で読める」=隙間時間に読める短編集ながら「あっと驚き、わっと泣ける」という宣伝文句に手にしてしまった。
26編収録
多くの作品の設定が異次元のものが多くて面食らう
余命3000文字の宣告を受けて、文字にするような行動をやめる?
出産拒否して母親のお腹に6年間引きこもり?
彼氏スイッチを押すと彼が設定したセリフを言ってくれる?
などなど
荒唐無稽な設定にブラックが効いているから、宣伝文句のようなストレートな驚きや泣きの感情は正直湧かなかった
でも、じわじわ・・・と効いてくる
以前だったら苦手だった作品ジャンルかな
個人的には、結末に白黒つけず余白を残したフランス映画を観たあとのような読後感を持った