*****ご注意! 一部ネタバレがあります! *****
久しぶりに東野圭吾氏の加賀シリーズ
正確には 加賀の従弟の松宮修平が主人公、でも加賀恭一郎も出てくる
人が良いと評判の喫茶店の女性オーナーが殺される事件の捜査をしている松宮に、突然プライベートに松宮の出生に関わる事実が発覚。
捜査では女性オーナーの周辺に気にかかる人物がいて、さらに早々に犯人が自首してきたものの、何かが隠されていて真相が見えてこない。
女性オーナーと最近親しくしていた汐見は事件と本当に関係ないのか。
汐見が不妊治療のすえもうけた一人娘との関係悪化は何を意味するのか。
元夫の綿貫は何をしようとしているのか
女性オーナーと最近親しくしていた汐見は事件と本当に関係ないのか。
汐見が不妊治療のすえもうけた一人娘との関係悪化は何を意味するのか。
元夫の綿貫は何をしようとしているのか
オムニバスのように進むストーリーが意外なところで結びつくところは流石東野作品
また あえてここで松宮の出生について語ることで、より「子供を作ること」、「親になること」、「親子とは」という点を考えさせられる
また あえてここで松宮の出生について語ることで、より「子供を作ること」、「親になること」、「親子とは」という点を考えさせられる
加賀の鋭くも思慮深い発言も相変わらず小気味よい
久しぶりの加賀シリーズを読む喜びを堪能できる作品だった