*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります*****
24年夏(第171回)直木賞受賞作品
コロナ禍を背景にした6つ短編集
コロナの影響で失職、保育園の休園や家族の在宅勤務のストレス、コロナによる予定変更、SNSの広まりと社会に対する虚無感・・・
作品題はパンデミックと人間の罪(ツミ)からの造語
コロナ禍でそんなこともあったな・・・と思い出しながら読み進めた
当時の社会事情を上手く背景にしながら、現代の”すぐ隣にある”事件を描いた短編集
”毒(母)親の(教育)虐待”
”父親の無関心”
”モラハラ”
”独居老人を狙う犯罪”
”借金問題”
”教師生徒の恋愛”
”認知症、親の介護問題”
”認知症、親の介護問題”
”10代同士の妊娠”
”代理出産”
”自殺志願者の集団自殺”
”自殺志願者の集団自殺”
など
話題として、すんなり頭に入るので読み進めやすかった
2023年11月30日初版第一刷
初出 小説宝石 2021年11月号、
2022年4月号、10月号
2023年3月号、5・6月号、7月号
装画 目黒礼子
装幀 岡本歌織