週末にサントリーホールで「日本のヴィルトゥオーゾたち、東芝グランドコンサート歴代ソリストによるガラ・コンサート」に行ってきた。
私は今まで知らなかったが、東芝グランドコンサートは40年以上続くコンサートシリーズだそう。
このシリーズの欧米トップオーケストラのソリストに選ばれた5名のガラ・コンサート
その5人に反田恭平さんの名前があったのでチケットを購入したが、その後ショパン・コンクールで反田さんが2位に入った
新型コロナの行動制限が緩和され、全席が販売された本公演
チケットは完売で、当日券の販売もありませんでした。
神尾真由子&萩原麻未
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第9番イ長調OP.47 クロイツェル
反田恭平
ショパン マズルカ風ロンドヘ長調Op.5
ショパン ラルゴ 変ホ長調(遺作)
ショパン ラルゴ 変ホ長調(遺作)
ショパン ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53 英雄
アンコール
ショパン 3つのマズルカ 作品56より第2番 ハ長調
(休憩20分)
清水和音
ラフマニノフ (アール・ワイルド編) ヴォカリーズ
三浦文彰&清水和音
クライスラー 愛の喜び
クライスラー 愛の悲しみ
シューベルト ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番イ短調 D.385
ラヴェル ツィガーヌ
久しぶりの満席のサントリーホールで、途中休憩の際のトイレの混雑ぶりがここ1年半とは全く違った。
声出しは禁止、クロークやホワイエのカフェも中止のままだったが、少しづつ日常に戻っている感じがした。
ショパンコンクール2位の反田さん目当ても多かったようで、拍手の音が違った。
コンクール明けの反田さんは角がとれてリラックスした演奏だったように思う。
すっかりお馴染みになったラルゴにウットリさせてもらった。
万雷の拍手に反田さんもアンコールで応じた形
休憩後に空席がチラホラ見えたのは残念。
クロイツエルもヴォカリーズもツィガーヌも生で聴きたいと思っていた作品なので、個人的にとっても楽しいコンサートだった。
終演後時差退席の案内が開演前からあったのだが、趣旨を理解できないのか、協力できない人が多く見ていて見苦しかった。
間口を広げるとこうなってしまうのか、と残念に思った。