side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

MET ライブビューイング メリー・ウィドウ (21Mar)

2021年03月19日 | 映画で 演劇、歌舞伎、オペラ、バレエ
一都三県の緊急事態宣言が21日で解除されます。
新規感染者数や変異種等心配は尽きません。
緊急事態宣言が解除されても、まだまだ感染対策を意識した行動が必要な状態は続くことでしょう。

今日は METライブビューイングを映画館で観てきました。
演目は レハールのメリー・ウィドウ 2015年1月の公演です。

演出・振付にスーザン・ストローマンを迎えた新演出の作品です。
ストローマンはブロードウェイで活躍する演出家で、ブロードウェイとオペレッタをメトロポリタンオペラでどう融合させるか、話題となったようだ。

また、ブロードウェイで成功を納めたケリー・オハラがヴァランシェンヌ役でMETデビューとなった
ケリーは大学で声楽家の勉強をしていたそうで、何の違和感もなく、ダンス場面では体のキレが良かったことに納得した。

第3幕で コーラスガールがフレンチカンカンを踊りながら歌う場面はスピード感もダンスも素晴らしかった。
オペラ歌手といえども舞台役者なのだな、とプロ意識の高さに感心した。

ストーリーは小国ポンデヴェドロの 大富豪未亡人ハンナが在パリの公使館のパーティに現れる。
巨万の遺産を相続したハンナに多くの男性が言い寄るが、ポンデヴェドロではパリ人と結婚したらその財産が国外に流出してしまうのではと危惧し、公使館勤めのダニロにハンナと結婚するよう命じる。

実はハンナとダニロは結婚を意識した関係だったが、ダニロの親族に身分の差から反対され破談になった過去があった。

パリの社交界のイメージする舞台装置が興味深く、幕間の舞台裏の映像は大変面白かった

演出・振付: スーザン・ストローマン
ハンナ: ルネ・フレミング
ダニロ: ネイサン・ガン
ヴァランシェンヌ: ケリー・オハラ
カミーユ: アレック・シュナイダー
指揮: アンドリュー・デイヴィス

来月は「ワルキューレ」でとても楽しみ
更に、東劇(@東銀座)限定ではありますが、ニーベルングの指環4部作がGW中に一挙上映 されるそうです。
コロナの状況次第ですが、大変惹かれる企画ですね。


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