*****ご注意!!!一部ネタバレの可能性があります!!*****
刺激的なタイトルに惹かれて手に取った本
著者はマナースクール代表の諏内えみ
とても読みやすいが、基本的なことを広く網羅している感じなので、読み手の求めているものによっては、内容が物足りないかもしれない。
図解・写真もありません。
私自身は、自分の振舞いを振り返るのに丁度よく軽く読めた。
箸の取り上げ方(三手)がずいぶん御座なりになっているなぁと反省しました。
日々の忙しさやルーティンに雑になっている所作に気づいたり、直すには良い機会
著者はネット記事(マナー関連)で時折目にしていましたが、マナースクールの代表
映画やドラマの女優さんの所作指導もされている。
少し前にTVの番組でマナー講師が食べる前には「いただきます」ではなく「頂戴します」と指摘したことが話題になった。
言葉の選択だけでなく、その指摘の仕方もやり玉に挙がった
番組の話題作りに大げさにしたのかもしれないけど、そうだとしたらその番組作りの姿勢が「マナーに欠けている」と感じた。
人を不快にする時点でマナーではないと思うのだが。
時代だな・・と思ったのは、「親子・お受験作法教室」があると知ったこと。
四季の行事を意識した生活から育まれる「育ちの良さ」に触れていたが、両親を含め一朝一夕で身につくものでもなく、もっと言えば両親の「育ちのよさ」が問われるもの。
最近では人気ショップで季節行事の提案をよく見かけ、トレンド作りかと思っていたけど、これも一面にはお受験対策に人気なのかしら?
でもそもそもの慣習を知らないと、「恵方巻」みたいに頓珍漢なことになりそう。
「お受験対策」の苦労を垣間見た気がした。