side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

国学院大 初優勝!

2019年10月15日 | 陸上&箱根駅伝
令和 最初の大学駅伝は 「今年は強い」との前評判どおり 国学院大が初優勝を飾った

1区から優勝を狙える位置で襷を繋ぎ、アンカー区間残り1kmで主将の土方英和選手が逆転しての優勝
4強(東海大、青学大、東洋大、駒沢大)と堂々と渡り合ってのレースは気持ちの良いものだった。
おめでとうございます。

昨年の全日本大学駅伝から地力のあるレースをし、結果を残してきた国学院大
今年の箱根駅伝5区で区間新・区間賞を浦野選手が獲得した際に前田監督が「来年は往路優勝だ」と思わずこぼしたが、今年の駅伝シーズンに持った自信のほどが今も思い出される

箱根駅伝2区好走の土方主将は トラックシーズンでも結果(関東インカレ2部ハーフ優勝、全日本インカレ 10000M3位、日本人トップ)を出し、今季の安定したレースぶりには目を瞠る
特に終盤からのペースアップでライバルを振り切る走りは脅威
今日も並走していた東海大西田選手が上手くペースメーカーにされてしまった

土方選手だけでなく、エース浦野選手ら4年生、時期エースの藤木選手の安定感が素晴らしい
さらに、期待のルーキー中西大翔選手(金沢龍谷高卒)も初駅伝で2区で先頭集団にくらいつく好走だった

長く応援している東海大は駅伝3冠を目標にしていたが、4位でゴール
区間新・区間上位で走った選手もいて、アンカー区間は一旦は5位から3位まで順位を押し上げたのだが、今年も優勝争いに絡まないレースだった
館沢主将を故障で欠き、2区阪口選手が終盤失速してしまったミスに後手後手に回った感があった。

4区まではどの大学が優勝するかわからない面白いレースだった。

駒沢大は最後2キロまでは理想的なレース展開だったと思う
マラソン代表にOBの中村匠吾選手が内定し、チームにも良い影響がでているのか、平成の常勝軍団復活を思わせるレースだった
ただ首位に立ち、追われることに緊張したか。
後ろから来る 国学院大土方選手の勢いに圧倒されてしまった

青学大も東洋大もやはり強い
こちらも故障者がいたりでベストな状態でなかったと思う

国学院大の今日のオーダーは今年の最強メンバーだと思う。
ベストメンバーが良い状態でレースに臨めたのが一番の勝因
来月の全日本駅伝は8人、箱根駅伝は10人 と メンバーが増えるが、前田監督の勝算はいかに?

これで4強と呼ばれる大学の3冠の夢は断たれた
国学院大は全日本・箱根でも優勝争いの一角となるだろう
どの大学も力は拮抗している
今年の駅伝シーズンは「ミスをしなかった大学が優勝」ということになりそう。

余談だが、今年のフジテレビはSNSの発信など力を入れている感があったので中継放送を多いに期待したのですが、、、
データ集計にトラブルがあったのか、途中区間記録・区間順位が発表されず、残念
来年の放送に期待してます



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。