岡山・西川緑道公園
缶詰単身生活もそろそろ2ヶ月になろうかというところ。ここのところ暖かくなったなと思ったら、花粉に襲われ始めました。もう目が痒い!!
ということは、春はもうすぐそこですね!緊急事態宣言そろそろ解除ですかねえ。待ち遠しい。葉山に帰って海が見たいです。(涙)
◇◇◇
さて、今練習している「カリニョーゾ」という曲は、ショーロの大家、ピシンギーニャの名曲なのですが、これを、これまたクラシックギターの大家であるローラン・ディアンスがソロギターアレンジして、自ら演奏しているものです。
これです。
Roland Dyens - Carinhoso - Pixinguinha
このアレンジは、ディアンス2009年のアルバム「naquele tempo − MUSIC OF BRAZILIAN MASTER PIXINGUINHA」(ナケーリ・テムポ)に収録されています。このアルバムはピシンギーニャ集。ピシンギーニャのショーロ作品をディアンスがギター独奏で綴っています。
◇◇◇
このアルバム、「カリニョーゾ」を練習するにあたっては、やはり原曲聴いてみたかったですし、最近ショーロ愛が半端なく、他の曲も聴いてみたくて仕方がない。喉から手が出るほど欲しいCDだった訳ですが、無いんだなこれが。(涙)
ネットでも在庫なしのオンパレード。たまにAmazonで見つけても、目ん玉飛び出る腰抜かすっちゅうくらい高いお値段。。。
半ばあきらめ、とりあえずAmazonに欲しいものリスト登録しておき、「カリニョーゾ」のディアンスの演奏は、Youtubeで見ていたのです。
で、先日、、、
ふと、欲しいものリストをチェックしてみたら、、、
来た〜っ!
やっとリーズナブルな価格の出品があり、この機を逃すまいとポチったのでした。
出品者はイギリスのお店でしたよ。到着まで随分掛かりましたが、無事に届きました!もう嬉しくて仕方ない。
早速聴いてみると、やはりディアンスの演奏は素晴らしい。ギターが歌っている。私的には、、、
Rosa、lamentos、naquele tempo、そしてCarinhoso辺りが気に入っています。
このピシンギーニャ(1898〜1973)の作品集と、ガロート(1915〜1955)の作品集を聴いてみると、同じショーロであっても、だいぶ雰囲気が違うことを感じることができます。ピシンギーニャの曲も、ショーロの歴史にあって、ジャズの影響を受けたと言われるモダンな曲で、新しいスタイルを生み出したと言われています。一方、私的にはガロートの曲は更にモダンな雰囲気を持つ楽曲に感じます。ピシンギーニャは管楽器、ガロートは弦楽器と、持つ楽器の違いも作曲に影響があるものと思いますが、どちらかと言えば、ピシンギーニャの曲は、言ってみれば昭和歌謡/ムード歌謡で、ガロートの曲は、ボサノヴァ前夜といった雰囲気があります。ピシンギーニャはポピュラーで、ガロートは地味ながらサウダージ感漂う静かな美しい楽曲。(あくまでも私個人の感想です。汗)
ブラジル音楽、聴けば聴くほど深い。
◇◇◇
そう、もっとたくさん聴きたいし、欲しいアルバムがたくさんあるのですが、Amazon欲しいものリストに溜まっていく状況です。(笑)
気長〜に待ちますが、どうにかならんですかねえ。
Toshi
【Amazon Music版】
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