SHOTGUN TERRY OFFICIAL BLOG 『ガイコツマイクのバカ大将』

テリー&スラング、テリー&ベアーズのシンガー、ショットガン・テリー(テリー下沢)の珍記録がココにある!

テリー&スラング CD発売記念ライヴ!

2003-06-21 | Terry&SLANG
さて!テリー&スラング、2度目のステージです!
早々とショットガンに現れたアラキ。
「なにぃ〜?緊張して一睡もできなかった!朝から家で練習してた」との事。
アラキの脱退発言以来オレの中ではコイツにすっかり愛想を尽かし、心に一線引いたような接し方になっていたんだけど、ショットガン店内でバカ話をしてるうちに「あぁ、コイツとも長い間友達付き合いをしてたんだよなぁ。すごく気が小さくてショッパイ人間なのも知って可愛がってきたんじゃないか…。よし!もうグチャグチャ思わんで、一緒に立つ最後のステージをいいモノにしよう!」と思った次第です。
いやぁ〜正直、もうやる気もなくなりやめていく人間だとわかっていながら一緒に音を作っていく作業に精神的なツラさを感じた事もあったんだけど、直前になって吹っ切れたよ!



夕方、会場のホットショットに到着しクラっちょ、ナックンと合流。
進行表の提出等があるものの、自分達のリハまでは割りとヒマなので写真を撮ってもらったりする。
渋く決めたつもりですが…夕暮れのオッサンみたいですな。



前のバンドのリハがかなりしつこく、開場時間の20分前くらいにようやく我々がセッティング開始。
ところが!こんな直前になってトラブル発生!アラキのベースのピックアップが断線してしまった!
「なにぃ?なにぃ?」と、断線した線を持って、もとの位置にただ押し当ててるアラーキー!
いや、押したって付かないって!
急遽ハンダゴテで応急処置。
PAの方、ご迷惑をおかけしました…。

そんなこんなでリハは超短かった…。
モニターチェックだけって感じ。しかも自分の声が聞きにくかったのでオレの前のモニターからの返しを大きくしてもらったらハウリがひどい(まぁオレの使ってるマイクのせいでもあるんだが)。
こんなにハウるんなら元に戻して下さいと頼む。前回のステージをビデオで見るとハウリングがひどく聞き苦しかったので、二の舞になるんなら自分が聞きずらい方がマシか…と思ったのだ。
そして最後に「BOP!Let's Bop!」を1コーラスだけやったら、自分が音をハズしているのがハッキリとわかる…。
そんな状態でリハ終了。自分の中にイヤなイメージが残ってしまった…。
すでにオープン時間は過ぎている!2軒隣のビルにある楽屋であわててお着替え。


バタバタしていても記念撮影は忘れない!
今夜は全員おそろいのTシャツ。背番号(?)はテリー1、ナンキン2、クララベル3、アラーキー4です。

バタバタと時間がない分、ショッパイズの「あ〜ダメだ〜緊張する〜」と言った声も聞かれずよかったか?
オレはトイレに行き、鏡を見ながらいつもの精神統一。
「ウララ~ウララ~ウラウララ~~お前はサイコーのロックンロールシンガーだ。みんなに熱いステージを見せてやれ!虎だ、虎だ、お前は虎になるのだ!」と暗示をかけ、いよいよ出発!



今回は「恋のトラベリンバンド〜テリー&スラングにおまかせ〜」でスタート!
アルバム発売記念ライヴを、あえてアルバム未収録曲で始める不親切なバンドです。
イントロから歌が入る部分で、オレ、クラっちょ、アラキ(は、ウッドベースを)でクルっと回る事になっていたので回ってみたら……オレしか回ってないじゃん!どっきりカメラ??

あたたかいお客さんに囲まれ、なんとかリハでのイヤなイメージを払拭しつつ声高らかに歌ったつもりなんだけど、ステージ上の音の状況がとにかく悪い!
クララギターが聞こえにくいのだ。
ウチのバンドの場合、アラキの音ってのは不安定なのでオレはギターを聞きながら歌ってるんだけど、それが聞こえにくいのはちょっとツラかったな。
まぁとにかく!途中フゴフゴのバースデーに捧げるアカペラなんかも入れつつ、なんとか最後の曲にこぎつけ、皆さんでニューイヤーロックフェスごっこのエンディングもやりながら終了する事ができました!



さて、打ち上げだ!
前回と同じ、ホットショットのななめ向かいの「やる気茶屋」へ。
さすがにアラキ卒業記念ライヴだっただけに、アラキ軍団の人数&パワーがすごい!
反して、こちらのテーブルは…イマイチ納得のいかないステージだったため、オレ&クラっちょが地味〜に日本酒を飲む。
打ち上げに参加してくれた他の皆さんはすごく楽しそうだからまぁいいか。
そして、ナックンもすごく盛りあがってるぞ!友達がいないらしく、いつも1枚もチケットを売ってこないナックン…よかったね、ナックン。
まぁマジメな話、プレイしてる側と聞いてくれてる側の感想ってのはいつもギャップがあって、今回もステージ上ではやりにくい状況だったものの、それでも楽しくやろう!と心折れずにやった結果、皆さんは「楽しかった!」「次も来る!」と言ってくれたんで、成功と言ってもいいのかな。
これからも頑張るぞーーーー!

そしてアラキ。最後は色々あったけど、オレがまたこうして歌うバンドの立ち上げに加わってくれてありがとう!

2003.6.21 HOT SHOT

1.恋のトラベリンバンド〜テリー&スラングにおまかせ〜
2.BIG DADDY COOL
3.Oh!スージー(新曲)
4.BABY BLUE
5.好きにならずにいられない〜HAPPY BIRTHDAY〜(アカペラ)
6.GUYS & DOLLS
7.WILD RIDE(新曲)
8.古びたピアノハウスで
9.放浪列車
10.BOP! LET'S BOP!
11.JUNKYARD DOGGY STYLE

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