元ちゃん現る。
「し・・し・・し・・し・・し・・し・・し、し、ししし、下沢さん、実はワタシィ、ここだけの話なんですがぁ、ケータイを変えさせて頂いたんですがぁ、前のJフォンの時に・・・ふぉっ・・ふはっ・・(これは笑いです)ちょ・・ちょっとばかし低頭させて頂いていた若い10代の女のコのメル友がおりましてぇ、スカイメールでやりとりしていたのをぉ、お互いEメールに変えようって事になったのはいいんですがぁ、そのコのメールアドレスがわからなくなってしまいぃ、もう一度スカイメールを出したいんで、シモさんのJフォンからメールだけ出させて頂いてもよろしいでしょうか?」と言われる。
なにやらさっぱりわからない方のために説明すると、スカイメールというのはJフォンとツーカーの間だけでやりとりができるメール機能。
元ちゃんはケータイをAUに変更したため、スカイメールはできなくなってしまったのだ。
「別にかまわんよ」とケータイを貸すと、だらしないくらいにニヤニヤしながら、文章を見られないようにコソコソとメールを打ちはじめた。
「今、友達のケータイ借りてる。Eメールのアドレスをもう一度教えて」みたいな文章を送ったようだ。
すぐに返事が来る。「えー?ケンくんのお友達ですか?ワタシ、しーちゃんっていいます。よろしくね」と返ってくる。
?????なんじゃこりゃ?元ちゃんがメール送ったのに勘違いしてるのか?それにしてもケンくんって誰だよ?
「い・・い・・い、いや、し・・下沢さん、ワタシィ、ユキワリ・ケンと名乗っている次第です。しかしこの女のコ、頭悪いんじゃないですかねぇ!(激怒!)ワタシがメール出してると書いたのに・・も、もしかすると、誰にでもこうやって送ってるんですかねぇ・・。ワタシのところにも、間違いメールとやらが届いたところから始まりましてぇ・・(後略)」
「まぁ、いいや!とにかく、ケンくんのお友達って聞かれてる以上、オレに来たメールだ!オレに返事出させろ!」と言うと、
「いや、あ・・あ・・あ・・あ、あ、し、下沢さん、それだけはカンベンして下さい。」
プチプチプチ!ナント!すごい勢いで送られてきたメールを削除し始めた!
オレが返信できないように必死である。そんなに返信されたらイヤなのか?
オレがキミのメル友を奪うとでも思ったのか?
あわててメール削除するようなこすっからいマネしやがって・・・。
「では・・し・・下沢さん、ワタシはこれで帰らせて頂きます。え、えぇえぇえぇ、はぁ、ご迷惑おかけしました・・」
と、元ちゃんが去っていった瞬間!またオレのケータイにメールが届いた!
「ケン君のお友達さん。せめて名前だけでも教えて下さい」
ふっふっふ、元のヤロー、オレがお前のメル友略奪するような人間だと思ってんなら、思い通りにやってやろうじゃね〜か!
「ボクはてりくんっていいます!港の見える丘公園のそばに住んでいます。いよいよ来年は大学受験です・・・」
・・・・・我ながらステキだ!
「し・・し・・し・・し・・し・・し・・し、し、ししし、下沢さん、実はワタシィ、ここだけの話なんですがぁ、ケータイを変えさせて頂いたんですがぁ、前のJフォンの時に・・・ふぉっ・・ふはっ・・(これは笑いです)ちょ・・ちょっとばかし低頭させて頂いていた若い10代の女のコのメル友がおりましてぇ、スカイメールでやりとりしていたのをぉ、お互いEメールに変えようって事になったのはいいんですがぁ、そのコのメールアドレスがわからなくなってしまいぃ、もう一度スカイメールを出したいんで、シモさんのJフォンからメールだけ出させて頂いてもよろしいでしょうか?」と言われる。
なにやらさっぱりわからない方のために説明すると、スカイメールというのはJフォンとツーカーの間だけでやりとりができるメール機能。
元ちゃんはケータイをAUに変更したため、スカイメールはできなくなってしまったのだ。
「別にかまわんよ」とケータイを貸すと、だらしないくらいにニヤニヤしながら、文章を見られないようにコソコソとメールを打ちはじめた。
「今、友達のケータイ借りてる。Eメールのアドレスをもう一度教えて」みたいな文章を送ったようだ。
すぐに返事が来る。「えー?ケンくんのお友達ですか?ワタシ、しーちゃんっていいます。よろしくね」と返ってくる。
?????なんじゃこりゃ?元ちゃんがメール送ったのに勘違いしてるのか?それにしてもケンくんって誰だよ?
「い・・い・・い、いや、し・・下沢さん、ワタシィ、ユキワリ・ケンと名乗っている次第です。しかしこの女のコ、頭悪いんじゃないですかねぇ!(激怒!)ワタシがメール出してると書いたのに・・も、もしかすると、誰にでもこうやって送ってるんですかねぇ・・。ワタシのところにも、間違いメールとやらが届いたところから始まりましてぇ・・(後略)」
「まぁ、いいや!とにかく、ケンくんのお友達って聞かれてる以上、オレに来たメールだ!オレに返事出させろ!」と言うと、
「いや、あ・・あ・・あ・・あ、あ、し、下沢さん、それだけはカンベンして下さい。」
プチプチプチ!ナント!すごい勢いで送られてきたメールを削除し始めた!
オレが返信できないように必死である。そんなに返信されたらイヤなのか?
オレがキミのメル友を奪うとでも思ったのか?
あわててメール削除するようなこすっからいマネしやがって・・・。
「では・・し・・下沢さん、ワタシはこれで帰らせて頂きます。え、えぇえぇえぇ、はぁ、ご迷惑おかけしました・・」
と、元ちゃんが去っていった瞬間!またオレのケータイにメールが届いた!
「ケン君のお友達さん。せめて名前だけでも教えて下さい」
ふっふっふ、元のヤロー、オレがお前のメル友略奪するような人間だと思ってんなら、思い通りにやってやろうじゃね〜か!
「ボクはてりくんっていいます!港の見える丘公園のそばに住んでいます。いよいよ来年は大学受験です・・・」
・・・・・我ながらステキだ!