外観は見に行ってたけど、ついに!
トキワ荘マンガミュージアムに予約を入れ、見学に行ってきたよ!
のんびりチャリをこいで、やってきましたトキワ荘!
トキワ荘について記したあらゆる文献、そして「まんが道」や「愛しり」でも常に書かれている「ギシギシきしむ階段」!
靴を脱いでまず階段を一歩のぼると…「ギシ…」。
お~~~、新築なのに、きしむ!(笑)
この音が再現できるよう、ずいぶん工夫がなされてるらしいです!
ここが有名な共同炊事場。
そう!赤塚先生と石森先生が行水した逸話のある、あの炊事場!
オレも行水したいぜ!!
しかし、再現部屋はすべて、部屋に入ることはできません(涙)。
諸先生方の各部屋も、たった四畳半にみんなの性格が出てて、面白かったな。
ただ…オレ、全部屋再現されてると勘違いしてたんだよね~。
競うようにして、8ミリカメラ、ステレオ、テレビなんかを買いあさった藤子部屋と石森部屋がどんな感じだったか楽しみにしてたんだが、再現なし!
資料が足りなかったのか、モノがあふれすぎてて、当時のモノを集めて再現するのが不可能だったのか…。
藤子両先生、石森先生、赤塚先生…トキワ荘ビッグ3の部屋がどれも再現されてないのは非常~~に残念!
このミュージアムはまだ未完成との表記もあったので、ぜひぜひ!再現して下さい!
この廊下での立ち話も、「まんが道」によく出てくるよね。
同じ時間に入館した皆さんが出ていっても、何度も何度も廊下をウロウロしてしまったよ。(まぁ、ホントはこの廊下じゃないんだけどさ)
一階に降りて、「寺田ヒロオ展」を見る。
この、期間によって内容が変わる展示だけが有料コーナー。
有料と聞いたとたん、ココをスルーする方がほとんどだったので、おとずれてる人のマニア度数は低いというか、昭和の伝説のアパートの復刻とは、どんなもんじゃろ?無料だから行ってみるか…って感じの人が多いのかな?
もちろんオレはじっくり見させてもらいました。
オレ以外に一人しかいなかったのもあって、ゆっくり時間をかけて説明文を読みながら、「トキワ荘のアニキ・テラさん」の作品、人間性に触れることができたよ。
一階の無料展示コーナーのVTRも食い入るように全部見て、かなり長い時間居座り、トキワ荘マンガミュージアムをたっぷり堪能させてもらいました!
数年前、トキワ荘通りお休み処に行った時に、「豊島区では、トキワ荘をまるまる再現する計画があるんです」って聞いたんだけど、ホントにそんなこと出来るのか?…と半信半疑だったけど、すばらしいぜ豊島区!ありがと~~!!
愛車ダイノとトキワ荘。
いつもトキワ荘前にスクーターをとめていたという、つのだじろう先生の気分(笑)。
とにかく楽しかった!
トキワ荘(ホンモノ)の解体前、カメラ持って椎名町までやってきて、泣きながら写真を撮ってた12~13才頃のテリー少年に「キミがオッサンになったら、この建物が復刻されてマンガミュージアムになるんだよ」と教えてあげたいねぇ!