歩きながら笠間市内の歴史遺産や名所旧跡を
歩いて巡り、笠間市の歴史や文化への理解を
深める「歴史散策会」に参加した
笠間市総合公園駐車場に集合し、最初にすぐ近くの
「鳳台院」へ
「鳳台院」は、承久年間(1219-22)に片庭地区の
国見山山麓に創建され、室町時代の文明8年(1476)
に現在の地に再建された曹洞宗の寺である
講師の南 秀利先生から歴史的な説明が有り、達磨大師像、
山門、本堂、五重塔などを見学
ついで、日本画家として名高い木村武山の生家にある
「大日堂」へ
この大日堂」は、昭和10年に母の願いを受けて建てられた
総檜造りの仏堂で、内部には木村武山による大日如来像、
日光菩薩像、月光菩薩像、虚空蔵菩薩像や弘法大師像など
が描かれている
今回は、当家のご好意により内部を見させてくれ、たいへん
興味深かった
ついで、「金剛寺」へ
「金剛寺」は、創設年代は不詳であるが、室町時代の
文明9年(1477)に笠間朝貞により再興された真言宗の寺である
本堂内陳の大欄間に飾られている竜の彫刻は見事で
花の寺としても知られている
ついで、「四所神社」へ
「四所神社」は、大同2年(807)に祀られたのが始まりとされており
市内の大井神社(大渕)、石井神社、来栖神社とともに
笠間の四所宮と言われている
境内近くには前方後円墳などの遺跡が有り、古墳とともに
横穴式石室では人骨、土師器などの破片が出土している
つぎに笠間焼発祥の久野窯へ
「久野窯」は、江戸時代の安永年間(1772-80)に信楽から
来た陶工の指導を受けて窯を築いたのが笠間焼の起源とされ
今でも茅葺きの民家が残されている
その後、田んぼの中の道を箱田土当(どとう)地区へ
この地区では新盆があると「四十八灯籠」というお盆の行事が
岡野家十六戸で伝わっている
その「四十八灯籠」を散策
その後は「滝野不動堂」へ
「滝野不動堂」は、片庭川沿いの石灰岩を背に
北向きに建てられたお堂である
あるとき片庭川沿いをお坊さんが歩いていると
川にせり出していた大きな岩に何かを感じ
お教を唱え始めると不動明王が浮かび出し
そのお坊さんが何度も爪でなぞると
不動明王が刻まれたとされ、噂を聞きつけた村人が
「爪書き不動」と名づけてお参りしたのが
始まりとされている
堂内には木造の不動明王像などがある
ちょうど地元の方々が不動明王の改修御開帳行事
を行っていて、運良くお堂の内部を見ることができた
ここからは、出発地の笠間市総合公園へ
9時30分から約3時間の散策であったが
笠間再発見をすることができた散策会
であった
歩いて巡り、笠間市の歴史や文化への理解を
深める「歴史散策会」に参加した
笠間市総合公園駐車場に集合し、最初にすぐ近くの
「鳳台院」へ
「鳳台院」は、承久年間(1219-22)に片庭地区の
国見山山麓に創建され、室町時代の文明8年(1476)
に現在の地に再建された曹洞宗の寺である
講師の南 秀利先生から歴史的な説明が有り、達磨大師像、
山門、本堂、五重塔などを見学
ついで、日本画家として名高い木村武山の生家にある
「大日堂」へ
この大日堂」は、昭和10年に母の願いを受けて建てられた
総檜造りの仏堂で、内部には木村武山による大日如来像、
日光菩薩像、月光菩薩像、虚空蔵菩薩像や弘法大師像など
が描かれている
今回は、当家のご好意により内部を見させてくれ、たいへん
興味深かった
ついで、「金剛寺」へ
「金剛寺」は、創設年代は不詳であるが、室町時代の
文明9年(1477)に笠間朝貞により再興された真言宗の寺である
本堂内陳の大欄間に飾られている竜の彫刻は見事で
花の寺としても知られている
ついで、「四所神社」へ
「四所神社」は、大同2年(807)に祀られたのが始まりとされており
市内の大井神社(大渕)、石井神社、来栖神社とともに
笠間の四所宮と言われている
境内近くには前方後円墳などの遺跡が有り、古墳とともに
横穴式石室では人骨、土師器などの破片が出土している
つぎに笠間焼発祥の久野窯へ
「久野窯」は、江戸時代の安永年間(1772-80)に信楽から
来た陶工の指導を受けて窯を築いたのが笠間焼の起源とされ
今でも茅葺きの民家が残されている
その後、田んぼの中の道を箱田土当(どとう)地区へ
この地区では新盆があると「四十八灯籠」というお盆の行事が
岡野家十六戸で伝わっている
その「四十八灯籠」を散策
その後は「滝野不動堂」へ
「滝野不動堂」は、片庭川沿いの石灰岩を背に
北向きに建てられたお堂である
あるとき片庭川沿いをお坊さんが歩いていると
川にせり出していた大きな岩に何かを感じ
お教を唱え始めると不動明王が浮かび出し
そのお坊さんが何度も爪でなぞると
不動明王が刻まれたとされ、噂を聞きつけた村人が
「爪書き不動」と名づけてお参りしたのが
始まりとされている
堂内には木造の不動明王像などがある
ちょうど地元の方々が不動明王の改修御開帳行事
を行っていて、運良くお堂の内部を見ることができた
ここからは、出発地の笠間市総合公園へ
9時30分から約3時間の散策であったが
笠間再発見をすることができた散策会
であった