ソロバンの滝 65m 1P目25mⅤ=@2P目40m Ⅵ 落差50m
週中から気温が上昇との予報で急遽水曜に登攀と決めた。自宅3時半発、谷保で4時、中央道、雁坂トンネル経由で3時間。
広河原沢右俣を詰めて右岸に見えたソロバンの滝は29日より白濁していた。近づくにつれ水がジャージャー流れる音が聞こえる、何と滝中央部に流水口が開いていた
。
早朝に来たと言うのに29日午後より更に氷結状態が悪くなっていた
。
スクリューが効かなかったら撤退と言う事にして・・
1P目25mⅤ?/span> shukla
出だしは垂直、氷は硬くピックが中々刺さらない。それを超えれば傾斜が落ちるが今度はモナカ氷でバリバリと割れる、上っ面の氷を叩き落としてスクリューを打った。流水口をまたいでトラバース、右側氷柱脇でピッチを切った。
2P目40m Ⅵ Iさん
このピッチが核心、氷結状態は激悪。氷が凍る前の段階と言う感じで全てが細い氷の集合体でシャカシャカのシャンデリア状。スクリューを小まめに取ってじりじりと攀じる。
Iさんのアイゼンはデュアル、これが功を奏した様だ。自分はモノで細い氷を切ってしまい足が決まらず腕が非常に疲れた。滝は思っていた以上に大きくロープスケールで65m。
登攀時間3時間超、懸垂2回で取付きへ。
2P目が激悪だった為時間が鰍ゥったが完登出来たので満足です 。
Iさん、素晴らしい滝が登れて最高でしたね。有難うございました。
Iさん提供
29日の滝上部
Iさん提供