雨に煙る梓川
平成28年(2016年)9月28日~29日
9月も下旬になると紅葉がやって来る。
そうだ涸沢に行こう。
・・・と言うことで涸沢行きを計画。
決行前夜、名阪国道⇒東名阪⇒名二環名古屋高速⇒名神⇒東海北陸と乗り継ぎ飛騨清見ICで流失(中部縦貫は工事通行止め)沢渡に向け車を走らせる。
アカンダナが近いが始発が6時20分。
で、沢渡の始発が5時40分。
6時10分には上高地に着く。
少しでも早く着きたいので沢渡を選択。
さわんどナショナルパークゲート前の駐車場で仮眠。
5時40分の始発で帝国ホテル前下車。
今にも降りそうな空。
荷物を預けるため宿に向かうも、雨が降り出す。
宿を雨装備で出発。
とりあえず梓川左岸の歩道を明神へ。
雨は小降りだがやみそうにない。
山々も頂上付近は雲の中で見えない。
明神は通過。
雨の降り続く中を徳沢へ。
前穂高も雲の中。
梓川も増水気味。
徳沢に着いた。
徳沢園のみちくさ食堂はテラスまで登山者で溢れている。
時間は充分ある。
横尾まで行くか。
雨は止みそうになく少し強くなってきた。
あきらめるか。
あきらめた。
涸沢行きは中止。
此処で撤退。
上高地は何度も来ているが、雨は初めて。
よりによって涸沢を目指す日に雨とは。
撤退と言うことで、みちくさ食堂でコーヒーソフトクリームをいただき暫し休憩。
雨脚が時々強くなる。
登る人、降りてくる人で周辺は大賑わい。
益々雨が強くなってきた。
仕方ない。戻るか。
道には川のように水が流れる。
それでも登って来る登山者は元気だ。
小屋泊まりだろうか。
降りる登山者は口数も少なく黙々と歩いていく。
明神館も人が多く雨宿りも出来ない。
明神を過ぎると軽装のツアー客の姿が目立つようになる。
明神まで行くのだろうか。
一様に足元が濡れている。
気温が低くないので良いが、限られた時間内での散策では仕方ないか。
上高地ビジターセンターのテラスで昼食を取る。
ここでも多くの登山者が休憩、昼食を取っている。
屋根から勢い良く雨水が流れ落ちる。
周辺の木々も少し色付ている。
梓川は濁りが入り増水。
宿に向かう道でも小さい秋が。
夜になっても雨はやまず雨の一日となった。
翌日も雨。
宿から見える六百山の頂上も雲の中。
今回の上高地は雨・雨・雨の2日間。
昼前のバスに乗り上高地を離れた。
さて来年は・・・。