花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

雨・雨・雨で撤退~・・・ 上高地

2016年10月24日 | 北アルプス

雨に煙る梓川



平成28年(2016年)9月28日~29日

9月も下旬になると紅葉がやって来る。

そうだ涸沢に行こう。

・・・と言うことで涸沢行きを計画。

決行前夜、名阪国道⇒東名阪⇒名二環名古屋高速⇒名神⇒東海北陸と乗り継ぎ飛騨清見ICで流失(中部縦貫は工事通行止め)沢渡に向け車を走らせる。

アカンダナが近いが始発が6時20分。

で、沢渡の始発が5時40分。

6時10分には上高地に着く。

少しでも早く着きたいので沢渡を選択。

さわんどナショナルパークゲート前の駐車場で仮眠。



5時40分の始発で帝国ホテル前下車。

今にも降りそうな空。

荷物を預けるため宿に向かうも、雨が降り出す。

宿を雨装備で出発。



とりあえず梓川左岸の歩道を明神へ。

雨は小降りだがやみそうにない。

山々も頂上付近は雲の中で見えない。



明神は通過。

雨の降り続く中を徳沢へ。

前穂高も雲の中。

梓川も増水気味。



徳沢に着いた。

徳沢園のみちくさ食堂はテラスまで登山者で溢れている。

時間は充分ある。

横尾まで行くか。

雨は止みそうになく少し強くなってきた。

あきらめるか。

あきらめた。

涸沢行きは中止。

此処で撤退。

上高地は何度も来ているが、雨は初めて。

よりによって涸沢を目指す日に雨とは。

撤退と言うことで、みちくさ食堂でコーヒーソフトクリームをいただき暫し休憩。

雨脚が時々強くなる。

登る人、降りてくる人で周辺は大賑わい。

益々雨が強くなってきた。

仕方ない。戻るか。



道には川のように水が流れる。

それでも登って来る登山者は元気だ。

小屋泊まりだろうか。

降りる登山者は口数も少なく黙々と歩いていく。



明神館も人が多く雨宿りも出来ない。

明神を過ぎると軽装のツアー客の姿が目立つようになる。

明神まで行くのだろうか。

一様に足元が濡れている。

気温が低くないので良いが、限られた時間内での散策では仕方ないか。



上高地ビジターセンターのテラスで昼食を取る。

ここでも多くの登山者が休憩、昼食を取っている。

屋根から勢い良く雨水が流れ落ちる。

周辺の木々も少し色付ている。

梓川は濁りが入り増水。

宿に向かう道でも小さい秋が。



夜になっても雨はやまず雨の一日となった。

翌日も雨。

宿から見える六百山の頂上も雲の中。

今回の上高地は雨・雨・雨の2日間。

昼前のバスに乗り上高地を離れた。

さて来年は・・・。


ニリンソウ咲く上高地徳沢へ(過去山歩)

2015年05月02日 | 北アルプス

ブログを始めたのをきっかけに過去の山歩きを記憶と記録をたよりに振り返っています。

〇山歩の日 2012年(平成24年)5月26日

〇山歩のコース 上高地バスターミナル→河童橋→(梓川左岸)→明神→(梓川左岸)→徳沢→(梓川左岸)→明神→(梓川右岸)→河童橋→上高地バスターミナル

上高地は通年マイカー規制。今回は岐阜県側のアカンダナ駐車場からバスで上高地に入り、ニリンソウの大群落がある徳沢を目指した。

上高地バスターミナルのベンチで朝食を食べて歩き出します。

河童橋は早朝の為か人は少な目。穂高連峰が輝いている。

振り向けば噴煙を上げている焼岳の姿も見える。今日は天気が良さそう。

河童橋を後に梓川の左岸を明神を目指す。

キャンプ場やビジターセンターのある小梨平をを通過、穏やかに登り下りする道を行くと明神館のある明神に着きます。明神岳の鋭い岩峰が聳えているのが見えます。橋を渡ると明神池から河童橋へ道が続きます。帰路はこちらを歩きます。

この辺りからニリンソウが見受けられるようになります。写真タイムが増え前に進みません。

明神を後に徳本峠への道を右に見て奥上高地自然探勝路を行くと、左に古池があり、ここのニリンソウの群落は見事で斜面一面白い花を咲かせている。

明神岳の展望の良い場所を過ぎると間もなく徳沢に着きます。キャンプ場周辺は見事なニリンソウの群落で樹林の奥まで白い花で埋め尽くされています。カメラマンが大勢レンズを向けています。

明神から徳沢の間、写真タイムが多く標準歩行タイムを軽くオーバーしたが楽しく歩けた。

ニリンソウを見ながらベンチでコーヒータイム。ゆっくりとした時間を過ごし、満足したところでバスターミナル目指し帰路に着きます。

今日逢えた花たち

エンレイソウ(延齢草)

フッキソウ(富貴草)

ヤマエンコサク(山延胡草)

シロバナエンレイソウ(白花延齢草)

ハシリドコロ(走野老)

サンカヨウ(山荷葉)

ニリンソウ(二輪草)