花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

紅葉山歩第一弾 三方岩岳 

2016年11月09日 | 両白山地

 

 

先日、上高地山行の際、SAで山方岩岳の紅葉写真を見て山行の機会を狙っていた。

ホワイトロードのHPで紅葉情報を確認、10月20日に決定。

前夜、東海北陸道白川郷ICを流出、ホワイトロード馬狩料金ゲート駐車場で車中泊。

この時期、料金ゲートが開くのは午前8時。

車内で朝食のコンビニにぎりを食べていると、午前7時過ぎゲートが開き車両が入っていく。

料金ゲートの係員に聞くと、雲海が出ているので早めに開けたとの事。

慌て白川郷展望台駐車場に向けホワイトロードのを駆け上がる。



駐車場の標高は既に1,200m。

雲海が白川郷一体を覆い隠している。

後ろを振り向けば、山肌の紅葉が始まっている。

山の上は期待ができそう。



7:40 駐車場を出発。

白川郷展望台に向け石碑横の階段を上がる。



展望台からも雲海が広がり、白川郷は雲海の下。

付近のブナ林も色付き始めている。



展望台を後に、紅葉が始まった“ブナのこみち”と名付けられた散策路を登山口へ。



登山口からはいきなりの急登が・・。

始まったブナの紅葉が綺麗で急登もそれ程気にならず。

展望のないブナ林の中、枝葉の間から覗く空は青みを増してきた。



標高1,300m辺りでブナ林を抜け尾根筋を行くようになると・・。

降り注ぐ日差しが温かみを増し・・。

雑木の紅葉が青空に映える。



前方が開け全山紅葉の四等三角点のピークが。

左肩の奥に、三方岩が小さく見える。



木々の向こうに野谷荘司山への稜線が。



四等三角点のピークに向け紅葉の登山道を高度を上げる。



ピークからの下りで前方に三方岩が・・。

目的地が見えると元気が出る。



日当たりの良い登山道沿いに、何故かこの時期コイワカガミが・・。



飛騨岩を右から巻く頃、展望岩が一瞬ガスに霞む。



湿地帯を抜け野谷荘司山分岐に登る。

ガスは風に流され薄れていく。



野谷荘司山分岐は右へ少しの時間で三方岩展望台に着く。



此処まで誰にも逢わなかったが展望台は大賑わい。

ホワイトロードの三方岩駐車場から登って来る登山者が多い。

360度の展望。

雲が流れ日差しが当たると山肌の紅葉が輝きながら移動する。

景色を見ながらコーヒーを楽しむ。



頂上に向かうため分岐まで戻り階段道を上がる。



頂上に向かう登山道の途中、振り返ると三方岩展望台に大勢の登山者が・・。



頂上からは眼下に紅葉の絶景が広がる。



絶景を十分堪能。

11:05 下山開始。

 


飛騨岩の巻き道から三方岩。



登山道から。



ツルリンドウ



白川郷が・・。



振り返ると・・。



紅葉に囲まれ下る登山道。

日差しが心地よくいつまでも去りがたし。



ブナ林の紅葉ピークはあと少し先か。

綺麗なブナの森は心穏やかに・・。

やっぱりブナの森が好き。



雲海が消え白川郷が遠望できる展望台で少し遅い昼食。

13:20 白川郷展望台駐車場に無事帰ってきた。



今回は少し足を延ばした紅葉山行であり、時期的にはピッタリの感・・。

次回は地元で大峰or台高の紅葉を狙う予定。