花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

ならクルC5南下ツ道ルートを橿原へ その1

2016年05月24日 | クロスバイク

2016年(平成28年)5月12日 木曜日 

県立橿原考古学研究所付属博物館で開催中の「2016年度春季特別展」見学の為、クロスバイクを走らせる。


自宅を出て西へ飛鳥川に向かう

突き当りが飛鳥川堤防。

堤防上の大和中央自転車道。ならクルC22補助幹線。

C22はC8物部ルートとこれから向かうC5南下ツ道ルートを結び飛鳥川沿いに続く。

飛鳥川右岸のこの付近は、春に桜の花で薄ピンクに染まる。

自転車道は基本グリーンの舗装が成されている。

この先自転車道は東に向きを変える。

国道24号線の下を通る。

高架道路は京奈和道。

自転車道は再び南向きとなる。

道沿いの花が目を楽しませてくれる。

西に目を向けると京奈和道の向こうに二上山。

ここで車道を横断し、自転車道は飛鳥川左岸へと変わる。

県営福祉パークを右に見て進むと、自転車道沿いに休憩のできる駐輪場が現れる。

車道が現れると、C22補助幹線は終わり、自転車道はC5南下ツ道ルートとなる。

左へ飛鳥川を横断すれば、田原本町内を通り、C10太子道ルートに合流する。

目的地に向け、自転車道を南に走る。

この先、自転車道は再び飛鳥川右岸へと変わる。

中和幹線の高架が現れると、飛鳥川右岸の自転車道は高架下の橋を渡り、再び飛鳥川左岸に渡る。

道沿いにベンチの有る休憩ポイント。

自転車専用道は終わり、ここからは車道と合流し、近鉄の高架下を潜る。

今井町は近い。

信号のある交差点。

C5南下ツ道ルートはさらに南へと続くが、C14横大路ルートは左へ、桜井に続く。

C14横大路ルートは、桜井を起点に、終点をここ橿原として、ルート延長約5Km、最大標高差15mを行く。

奈良盆地を東西につなぐ古代の道「横大路」の一部分でも有る。

JRの高架を潜ると、今井町に入る。

今井町は、重要伝統的建造物群保存地区に選定され、今も江戸時代以前の建物が、多数残っている。

今井町の東の出入り口、蘇武橋のエノキの大木。

「景観重要樹木」に指定され、樹齢は420年以上。

心地よい日陰を提供してくれます。

今井町の街並みを右に見てクロスバイクを走らせると、街並みのはずれに歴史を感じさせる建物が現れる。

今井まちなみ交流センター「華甍」

今井町の歴史を解説する資料館になっていて、建物は奈良県の文化財に指定されている。

国道24号線を陸橋で横断すると、自転車道は橿原公苑の森に入る。

新緑輝く道を南へ。

目的地は近い。

橿考研の案内板に導かれ、C5南下ツ道ルートを外れ、橿原公苑サイクルステーションへの道に入る。

緩く右にカーブすると、そこに橿考研付属博物館の案内板。

目的地到着。

「せんとくん」と「イワミン」が出迎えてくれます。

長くなりましたので・・・・・。

後半は「ならクルC5南下ツ道ルートを橿原へ その2」で

 


ならクルC10太子道ルートを柳本へ

2015年11月20日 | クロスバイク

 私が住む県には、「奈良まほろばサイク∞リング」通称「ならクル」として、県内全域に約600kmのサイクリングルートを設定している。

 今までに、自転車専用道を北へ南へと走ったが、新たに全ルート走破を目標に、走ることにした。

 第一回目はC10太子道ルート。

 C10太子道ルートは、柳本を起点に終点を川西とし、延長約10km、標高差33mを行く。

 自宅からしばらく行くと太子道ルートの途中に出ます。

 この先の道路が太子道ルート。左が終点川西、右が今回向かう起点の柳本。

  右折したルート上。ひたすら東へ向かいます。

 C5南下ツ道ルートが右に分岐する。ここ田原本を起点に約11kmで終点橿原神宮へ。

 下ツ道は古代の官道で、藤原京と平城京を真っ直ぐに結んでいた。C5南下ツ道ルートは、古代の官道を一部通行する。

 少し先で国道24号線を横断する。

  国道を横断すると左手に弥生の大集落、唐古・鍵遺跡の復元された楼閣が見える。少し寄り道。

 現在は史跡公園とするための工事中で、立ち入り禁止。

 柳本まで4kmの標識。奥の森が池坐神社。

 立派な鳥居が立っている。正式な名前は「池坐朝霧黄幡比賣神社」「いけにますあさぎりきはたひめじんじゃと読みます。

 すぐ先で大和川の堤防道路に出ます。ここは右折して堤防道路を南進する。

 道路に標識板が埋められている。

 「大和・山ノ辺探訪物語 水の辺」とある。

 調べてみると、「歩いて楽しい道づくり」ルートの一つで、「水の辺」とあるのは、大和平野の舟運を支えてきた大和川を中心とするゾーンのことで、堤防道路を南北に続いているようだ。

 ここで柳本方面は左折するが、直進は補助幹線ルートC23が桜井のC1上ツ道ルートまで約6Km、大和川堤防上を続く。

 柳本まであと3kmまで来ました。

 ここは広い道沿いに右にカーブします。

 スマホにルートを呼び出すと、現在地が緑色の自転車マークで表示します。

 追尾するので道迷いの心配は有りません。

 C10太子道ルートと古代の官道上ツ道との交差点角に立つ長岳寺五智堂。

 中央の太い心柱で支える珍しい構造で、重要文化財指定。

 起点に到着。前方信号のある道が国道169号線で、奈良公園を起点に、終点橿原神宮まで約33kmのC1上ツ道ルートでもある。

 帰りは近くに有る黒塚古墳に寄ることにする。約500m先のようだ。

   黒塚古墳だ。右の白い建物は黒塚古墳展示館。石室の内部が復元されている。

 発掘調査時に32面もの三角縁神獣鏡が見つかり、1998年1月の現地説明会は長蛇の列ができていた。

 私もその中の1人でしたが・・・。寒かったです。

 黒塚古墳付近の雰囲気のある柳本の街並み。

 この後、C10太子道ルートを外れ、クロスバイクの点検に販売店に寄り、家路に着きました。

平成27年11月20日

本日の総走行距離 17.9km  C10太子道ルート走行距離7.8km